捕獲された天狗の巣!

R0017066 直径1mの天狗の巣? RICOH CX3

 高い桜の木の枝先にある「天狗の巣」の事がどうにも気になったHikoさんは、捕獲作戦を企てました。

 なにしろ場所が場所だけに慎重を要します。下の方から何度も何度も偵察?して、脚立の高さではどうにもならないので、2連梯子を用意して、立てかけられそうな場所を探します。

 正面からの攻略は無理と判断!裏からでは梯子を立てる場所が狭すぎる、ならば側面に回ってと・・・・・

 なんとかもちそうな枝に沿わせるように梯子を立てかけ、2段目を伸ばします。枝から梯子が外れないようにと、ゆっくり登ってロ-プで固定、さらに登って、2箇所目をロ-プで固定しました。

 梯子の下が跳ねないようにとこちらも固定して、梯子の先っちょまで登り詰め、手鋸がやっと届く位置までやって来ました。

 「天狗の巣」は下から見るのとは大違いで、大きさもかなりあります。それも大小2個!。 しかし、ここには天狗は居ませんでした!・・・・

 この時、はっきり確認できた事はHikoさんが「天狗の巣」と言っていたものの正体は、じつは大きなヤドリギだったのです!

 下の方から見ただけでは何物か判明せず、あたかも天狗が巣を作ったか?の様に見えていたから、こう呼んででいたのですが、梯子に登って至近距離から見ると直径1mほどもある宿り木が有るではありませんか!!

 あまりにも立派過ぎて切り落とすのが惜しいような気もしましたが、所詮宿り木、家主に多少の負担はあるだろうとの判断から、切り落とす事にしました。

 宿り木はその生命力から縁起が良いとの話を聞き、折角だから玄関脇に飾ってみる事にしたのですが、さて何時まで原型を留めているかが問題です。

R0017050 梯子の先っちょに登って見た天狗の巣! RICOH CX3

R00170522_2  まず小さい方から切り落として・・・ RICOH CX3

R0017057 大きい方は桜の枝ごと切り落としました! RICOH CX3

R0017063 天狗の巣の正体・・・・ RICOH CX3

R0017075   折角だから、暫く玄関脇に・・・ RICOH CX3

R0017045_2                着工前 RICOH CX3

R0017060                 作業の様子(梯子掛)切り落とし RICOH CX3

R0017077                作業完了 RICOH CX3

 

天狗の巣?

Pk_53250_2 PENTAX K-5 ・ SIGMA 17-70

 葉が生い茂っている時には気付かれずにいたのが、落葉した桜の枝先に、なにやら丸いボ-ルの様な物がくっついて、夕日に映えています。

 自分で言うのもなんですが、Hikoさんの祖父は、なかなかの物知りで、Hikoさんが子供の頃にいろんな事を教えてくれました!その一つが、「天狗の巣」・・・・

 「桜に木に天狗が巣を作る云々・・・」もちろん本物の天狗が巣を作るわけではありませんが、誰知らずいつの間にか桜の木の枝先にまあるい巣の様なものが出来る事から、天狗の仕業なんて言ったのでしょうが・・・

 実は桜には天狗巣病と言うのが発生することがあり、見つけたらすぐに取り除く必要があります。

 一般的に、桜に出来る天狗巣病は枯れ枝が寄り集まり籠の様になるのが普通ですが、この木には細長い葉っぱの様なものが生えています。

  ヤドリギと言うのも有りますが、これはテングスとは別のものの様で、本家の木に宿るようにして生え、枝にこびり付いた様な形で形成されていると認識していました。

 が、ここに有るのは、Hikoさんが思っていた形とは少々異なり、一つの枝先に葉っぱのボ-ルがくっついたように出来上がっていて、あたかも天狗が巣を作ったかの様にも見えます。

 ネットで写真を調べてみても、よく見かける枯れ枝の籠状のものが殆どで、このように葉っぱの様なものは見当たりません。(他の種類の木には見られる)これこそ天狗の仕業かも知れませんね~

 2、3年前から気にはなっていたのですが、なにしろ場所が悪い!

 道端に生えた桜の木ならば高所作業車を使って難なく切除できるのですが、車の寄り付かない庭の中で脚立では届かない高い枝先の事・・・・・

 どうにか工夫をして取り除こうと思案中のHikoさんです!

Pk_53249 大きくなった天狗の巣 PENTAX K-5 ・ SIGMA 17-70

Pk_53251 またここにも天狗が巣を作り始めました! PENTAX K-5 ・ SIGMA 17-70

裸にされた大きな木

R0016558                         RICOH CX3

 鬱蒼(うっそう)と茂った大きな木、じつはHikoさんが造園業を始めたばかりの頃に、ある林業を営む知り合いの業者から、「ヤマモモは要らんね」「掘るのは機械が有るから・・・」と山林伐採中に出る業者の余禄?ともとれる話があり、早速見に行って、即決で引き取ってきたもので、もう、かれこれ、40年も前の事です。

 始めは電柱の様に枝も無くまっすぐだったものを、年月を掛けて仕立て上げたものですが・・・・・

 植木のブ-ムも去った今となっては、買い手はおろか家に置いておいても、手が掛かるばかりで、いっその事、切ってしまおうかとも思いますが、長年手を入れて来ただけにそれなりに愛着もあり、なかなかふん切れません!

 そこで、枝数を減らし、高さも縮めて、手入れをしやすくする事にしました。

 こんな大きな木には、いくら高所平気なHikoさんでも、何時までも登れるとは限りません。

 次の世代への申し送りは、2~3年後には切り株だけが残るやも知れませんね~

R0016563            Topの部分も切り落としました。

R0016567_2            枝も切り詰めスッキリなったヤマモモの木

R0016572_2         2~3年後には正面(中央)の木はどうなっている事か?

 

オトキチ君のレンガ張り

Imgp3519        PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70

 我が家のオトキチ君が、かねてよりの懸案だったレッスン室の前のテラスを思い立ち、ようやく重い腰を上げて、作業に取り掛かりました。

 昔取った杵柄で、土木工事はお手の物、下地はしっかり作ってレンガ張りに挑戦し、3~4日かかって、作業も大詰め、まもなく完成というところまでこぎつけましたが、レンガが少々不足気味、あと一歩と言うところで、作業は中断、不足のレンガ5~6枚を調達して来て、本日あたりに完成と言ったところです。

 試行錯誤のレンガ張り、見よう見まねにしては、なかなかよく出来ているでは有りませんか・・・・

 Imgp3512       詰めのところがチョット足りない・・・  PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70

Imgp3517         レンガ張り 間もなく完成  PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70

ツバキの囁き?

Imgp2497 いい位置に収まったヤブツバキ PENTAX K-7 ・ XR RIKENON 28

 先日移植を試みた太郎冠者(ツバキ)のすぐ横にもう1本ヤブツバキが在りました。

 太郎冠者の移植の際に根鉢を切り詰めすぎて、少々弱りぎみになった事を、気づかって、二の舞を踏むんじゃないかとヤブツバキの移植は諦めかけていたHikoさんは、畑の中に 1本だけポツンと在るのも不自然で、ツバキ自身も良い場所があったら植え替えて欲しいと囁いているようにも思え、思い切って植え替える事を決断しました。

 このヤブツバキは、Hikoさんがまだ若い頃に盆栽仕立てにしようと山から掘ってきたもので、一時期 植木鉢に植えていたこともある 思い出深いヤブツバキで、畑に下ろして、かれこれ二十数年にもなるのに、年数の割には成長していません。

 植えられていた環境に適していなかったのかもしれません。

 その事もあって、ツバキが好みそうな半日陰の場所に移すことにしました。

 前庭の目隠しを兼ねた丁度良い場所が見つかり、移されたツバキも、目隠しと言う役目も貰い、なんだか居心地が良さそうです。

Img_2240      畑の中に在ったヤブツバキ(掘り取り中) Canon Power Shot G9

Img_2242   木の大きさの割には大きめの根鉢を付けて堀りあげられた ヤブツバキ  Canon Power Shot G9

Imgp2491_2      一時期盆栽仕立てにしていた、古色を帯びた根元 PENTAX K-7 ・ XR RIKENON 28

Imgp2507 落葉樹の多い前庭の丁度よい目隠しになりました。(左奥) PENTAX K-7 ・ XR RIKENON 28

見ごろを迎えた枝垂れ梅

Imgp2467 PENTAX K-7 ・ XR RIKENON 28

 この数日間の陽気に誘われて、我が家の枝垂れ梅も見ごろを迎えました。

 この枝垂れ梅は、Hikoさんが若い頃に、顧客先に在った枯れかかった木を、元気な木と植え替え、替わりに引き取って持ち帰ったもので、枝を払い、根を切り詰めて養生したものが、元気を取り戻して、毎年この様なきれいな花を咲かせているのです。

 梅の木と言うのは、根本にあまり土が被さるとジリ貧で弱り、やがては枯れてしまうことがあります。(梅以外でも同様ですが特に梅は弱い)

 この梅の木は最初に植えられた時より、何かの都合で、土が被さり、深植え状態になって弱っていたものと考えられます。

 その事を承知していたHikoさんは弱った部分を取り除いて適切な処置を施して蘇らせたと言う事です。

 始めのうちは枝も疎らだったのが、だんだん元気になり、枝数も増えて綺麗な花を咲かせるようになったと言う訳で、ことしも綺麗な花が咲きました!

Imgp2463_2           今年も綺麗な花が咲きました PENTAX K-7 ・ XR RIKENON 28

その名は太郎冠者

Img_2163           丁寧に掘り取られ、縄掛けされたツバキの根鉢   Canon PowerShot G9

  

 宅急便の梱包の様にきれいに縄掛がなされているのは、なにを隠そう、Hikoさんが移植のために堀あげたツバキの根っこです。

 やっと天気も回復して、Hikoさんは外仕事で大忙しです。 一昨日はパラボラ設置の電気屋さん、かと思うと、今日はまた植木屋さんに大変身!、畑の中にあるツバキの移植を思い立ちました。

 朝はパソコン教室、昼から植木職人!変わり身の早いHikoさんは、さしずめ、怪人20面相ならぬ変人2、3面相?

 菜園の端っこに植えられていたこのツバキ、どうやら畑の邪魔者扱い?生い茂って日陰を作り、作物の生育に悪影響を及ぼす厄介者!

 格好の移植場所は無いかとかねがね気にしていた処、この程、その場所が見つかり、早速、移植に取り掛かったと言う訳です。

 丁寧に根鉢を作り壊れないようにしっかり縄掛けをして、クレ-ンで吊り上げ、移植先へ移動します。

 移植先は、和室の縁側、アプロ-チからの目隠しを兼ねて、落葉樹の多い庭のアクセントとしても一役買いました。

 畑に在る時には、あまり目にも留めて貰えずにいたこのツバキも、良い場所に出してもらい出番が来たと喜んでいる事でしょう。 このツバキ、気になる名前は「太郎冠者(タロウカジャ)」・・・・

Img_2168   クレ-ンで吊り上げ・・・   

Img_2170       ツバキが掘り取られた跡  Canon PowerShot G9

  

Img_2177_2                和室の目隠し兼庭のクセントに・・・・ Canon PowerShot G9

  

Img_2180          アプロ-チからの目線を遮る役目をしています。 Canon PowerShot G9

  

  

借景の金剛山

Imgp2068          伸び放題の庭木を剪定して、姿を現した金剛山 PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70

 伸び放題になっていた大物植木を見るに見かねて、やっと手入れを終えた処ですが、これでやっと金剛山も見えるようになりました。

 祖父の時代に造られた庭は、庭の中ほどに池が掘ってあり、石橋も架っていて、周囲をぐるっとまわれる様になった、言わば回遊式の庭で、祖母が、金剛山を指差して言うには、「あのお山もこの庭のもの」と、当時、幼いHikoさんはなんの事か解らないまま、何十年も経って、自分が庭つくりをするようになって、初めてその意味が解ったという事です。

 日本庭園の技法で、自然界の山を自分の庭の一部に取り込む、つまり、庭に奥行きを持たせるために用いる、借景の技法の事を言っていたのです。

 その山と言うのが金剛山で、Hikoさんの代で家も建てかわり、その時に庭も造りかえたのですが、山だけはそのまま、昔からその姿は変わっておりません。

 Hikoさん自らの手で造った庭も金剛山は借景として用いられて、今尚健在です。

 伸び放題の庭木の剪定で蘇った借景の金剛山、改めてその役目の大きさを再認識している処です。

Imgp2073 借景の金剛山は今尚健在です! PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70 

 

嗚呼絶景かな!

R0015477_3          RICOH CX3

 我が家の最大の大物庭木(ヤマモモ)の天辺から観た画像です。

 ひとまず、庭の剪定を終えた積もりが、大物1本残しての事でした。

 殆どの植木の手入れが終ってみると、やはり気になるのが残した大物・・・・

 大きすぎて、以前はクレ-ンにゴンドラを付けての作業でしたが、クレ-ンを手放した今となっては、木に直接登るしかありません。

 Hikoさんは、随分、木とにらめっこをした挙句に、天気を見計らって、登ってみることにしました。

 木の大きさは、下から見るのと登って見るのとでは大違い!

 高さもかなりのもの! 登ったついでに、撮ったのがこの写真と言うわけです。

 天気は上々、天辺からの眺めは絶景なり! 植木剪定と言う作業のご褒美です。

 思い立って、取り掛かったのがお昼前と言う事もあり、お昼を挟んで、夕刻まで掛っての作業でした。

R0015461         我が家の庭を上から見ると・・・ RICOH CX3

R0015481          隣の二階の屋根越しに福智山も望めます。 RICOH CX3

R0015453         青空の下 伸び放題の着工前  RICOH CX3

R0015487         完成は、日が傾き 辺りが暗くなる頃でした。 RICOH CX3

冬の庭

Imgp1996_2         借景の金剛山も見えるようになりました。 PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70

 紺屋の白袴を決め込んでいたHikoさんも、正月を間近に控えて、重い腰をやっと上げ、自宅の庭の手入れに取り掛かりましたが、目に付くもの、あれもこれもと、キリがありません!

 おおかた良かろうと区切りをつけて、本日竣工?と勝手に決め込み、竣工写真を撮る事にしました。

 着工前の写真を撮っておらず、比較が出来ないのが残念ですが、木が生い茂っていて、向こう側が見えないのを想像して頂ければ、それが着工前と言う事です。

 伸びた枝は切りつめ、刈り込むべきは刈り込み、混み合った枝は枝抜きして、ある程度は観られる様になりました。

 但し、手間のかかる松の手入れは先送り・・・・

 もういくつ寝るとお正月? 正月が来た処でどうと言う事は無いにしろ、これが節目と言う事です。

 正月は冥土の旅の一里塚、目出度くもあり、目出度くもなし・・・

         

Imgp1994          刈り込むべきは刈り込んで、松は先送り・・・ PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70

Imgp2004         この時季サザンカだけが庭に彩を添えています。 PENTAX K-7 ・ SIGMA 17-70

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