歴史的建造物
門司港レトロ地区は、歴史的建造物を修復し、その辺り一帯をきれいにして観光客を呼び込み、街の活性化に繋げるべく整備を進めております。
客待ちの人力車の向こうに見える赤レンガ造りの重厚な建築物は、旧門司税関の建物です。
このような歴史的建造物は、当時の時代背景を知る意味においても貴重な資料であり、物言わぬ証言者みたいなものです。
あわや取り壊しの運命にあったこの建物も、その価値を知る救世主により一命を取り留め、現在は観光の目玉として立派にその役割を果たしております。
以下資料引用
明治32年(1899)に門司港が一般開港に指定され、その後42年(1909)に門司税関が発足したのを契機に、明治45年(1912)、明治期建築界を代表する建築家・妻木頼黄による指導および建築技師・咲寿栄一により設計された。
昭和初期まで税関庁舎として利用、その後民間に払い下げられ、事務所ビルとして利用されていたが、後に老朽化のため倉庫として転用された際に、海側両翼部および内部2階の床組から内装に至るまでのすべてが撤去され、建設当初の面影を残さない姿にまで荒廃していた。
しかし、妻木頼黄監修による建物で、現存するものであること、残された御影石の装飾等から、この建物が優れたものであり、門司港地区に残る多くの歴史的建築群の中でも、明治時代の赤煉瓦として特に貴重なものであることが確認され、門司港港湾地域活性化のため、北九州市港湾局が建物を収得。
九州芸術工科大学片野博助教授(現・九州大学芸術工学部教授)を座長とする保存検討委員会により、補修・修復・復元による動態保存の提言がなされ、これを受けた市港湾局の主導により、港湾環境整備事業を活用した保存・改修工事が平成4-6年(1992-94)にかけて行なわれた。
その結果、歴史性を踏まえたうえで、新たな建築として蘇り、多目的市民ホール・観光施設として用いられながら現在に至っている。







































































