吉祥寺の藤

Dsc_2163_01白と藤色のコラボレ-ション

Nikon D600 ・ AF NIKKOR 28-80G

 毎年この時季になると、藤の名所で知られる北九州市の吉祥寺で藤祭りが行われます。

 Hikoさんが子供の頃は、たいした楽しみもない中で、このキッチョさん(吉祥寺)の祭りは大きな楽しみであり、わずかなお小遣いを貰って、毎年出かけたものでした。

 その頃のキッチョさんの祭りは、殊の外盛大で沢山の出店は言うに及ばす、サ-カスやお化け屋敷などの見世物小屋まで建ち並び、4月27・28・29日の祭りの期間中は毎日の様に通ったものでした。

 一時期は、祭りもやや下火になった事もありましたが、最近では北九州市がテコ入れして、境内に隣接する公園整備を行うなど、市民の憩いの場としても知られるようになって、祭り以外の日にも観光名所として賑わいを見せ、人が人を呼び今では、藤祭りともなると遠くからでもわざわざ出かけて来るようになり、最盛期とまではいかないまでも、かなりの人出でにぎわいを見せています。

 Hikoさんも最終日の29日にチョットだけ昔の感傷に浸って見ようと出かけてみましたが、天候にも恵まれたこの日は凄い人出で、狭い参道は人・人・人、境内までは人の列でなかなか前へ進めない状態でした!

 境内に入ると、ブル-シ-トを持ち込み弁当開いて、ビ-ルを開けての花見組も数組・・・・・

 辺り一面に漂うあまい藤の香りを楽しみながらのビ-ルの味も格別だった事でしょう・・・・

 エッ?!Hikoさん? あいにくカメラは提げているものの、弁当もビ-ルも忘れて来ました! と言うか、吉祥寺の藤を全国に散らばった同級生や友人に見せてあげるのが本日の目的で、ビ-ルは後でゆっくり近くのファミレスで・・・・・

Dsc_2153白藤も見事に下がりました!

Nikon D600 ・ AF NIKKOR 28-80G

Dsc_2155_01広い境内一杯にあまい藤の香りが漂っています。

Nikon D600 ・ AF NIKKOR 28-80G

Dsc_2148_01               なが~く下がった境内の藤の花

               Nikon D600 ・ AF NIKKOR 28-80G



Dsc_2134好天に恵まれた祭り最終日は人出は多く・・・・

Nikon D600 ・ AF NIKKOR 28-80G

Dsc_2126昔ながらの金魚すくいは今も変わらず、と言いたいところですが、4匹までは破れないポイで・・・

Nikon D600 ・ AF NIKKOR 28-80G



 

唐獅子とビ-ナス

Pk_54296_01_01                  ドア-に彫刻された唐獅子

                  PENTAX K-5 ・ smcPENTAX 28 2.8

 石炭産業が盛んなころの直方市のメインロ-ドと思われるこの道沿いには、古き良き時代の面影がまだ残っており、この建物もその一つで、今では私設美術館に変身していますが、元はと言えば由緒ある病院だった様です。

 その建物に木製の重厚なドア-があり、Topの写真はその一部を切り取ったものです。

 このドア-は今はただの飾りに過ぎない存在ですが、当時は威厳ある病院の出入り口として、お金持ちの患者で賑わって?居たのかもしれません。

 そのすぐ傍らには以前このブログにも登場したビ-ナスが佇んでおり、唐獅子模様の大きなドア-との対比は何じゃこりゃ?と思いたくもなるのでありますが、ここは、当時の病院の精一杯のアピ-ルだったのかもしれません。

 それともビ-ナスは美術館に改装されたときにオ-ナ-の趣味で置かれた物か? ハテ・・・・

Pk_54290                ビ-ナス像

                PENTAX K-5 ・ smcPENTAX 28 2.8

Pk_54294_01_3
                重厚な木製ドア-

                                  PENTAX K-5 ・ smcPENTAX 28 2.8

Pk_54292
現在は美術館に変身した古き良き時代の面影を残す建物

PENTAX K-5 ・ smcPENTAX 28 2.8

遺 作

Dsc_1602t_01                アザミの詠(春)6号

                Nikon D600・ AF NIKKOR 24-50


 この1枚の日本画、制作者は笠 青峰画伯です。(笠 青峰画伯をクリックしてください)

 この絵がHikoさんの手元にあると言う経緯は、彼がまだ若い頃、新築したばかりの福岡のアトリエの床から直に壁に無造作に立てかけられていた数枚の絵の中の一枚でした!

 笠画伯は、実は、華道「しんせい流」の家元の跡取り息子として生まれたものの、若い頃から絵の道に入り、家元である父親との確執から、生け花の道を捨てて絵の道一本で今日までの名声を築きあげられました。

 Hikoさんの彼との出会いは古く、生け花時代の師であり、またある意味では親しい友人でもありました。

 その彼が昨年病に倒れ、訃報が今日届きました!

 ご子息による、年賀状の返信からその事実を知った訳で有りますが、かなりのショックを隠しきれないHikoさんです!

 彼は拠点を福岡から、環境の好い湯布院へ移して精力的に活動しておられ、Hikoさんにも再三アトリエへ遊びに来るよう言われていましたが、そのうち、そのうちにと思いながら、今年こそはと思っていた矢先の事でした。

 若い時分に、北九州の小倉の街や、福岡の中州の飲み屋街を友人とともに飲み歩いた懐かしい思い出、彼は絵を制作する傍ら、アトリエを開放して音楽会等も開催して、交流の場を設け、精力的に活動しておられました。

 当時、ドイツのゲヴァントハウス管弦楽団のコンサ-トマスタ-であるゲルハルト・ボッセ氏が来日の際、彼を招いて室内楽を開催するなど、写真のアザミの絵はボッセ氏の依頼で書かれたドイツアザミと同じモチ-フであり、背景の楽譜はアトリエに飾ってあった、世界で50枚しかないと言われている500年前のグレゴリアン譜で、画伯もこの絵は大変気に入っておられたようで、Hikoさんに冗談で買い戻したいなんて言っておられた事も記憶しています。

 Hikoさんの手元には、笠画伯の絵は、ほかに日本画が1枚と次男が生まれたときに、お祝いにと、書いて下さった色紙が有りますが、これらは残念ながら遺作となってしまいました!

 

 

 

 

どんど焼き2015

Dsc_4322小雨の中での「どんど焼き」

Nikon D7000 ・ TAMRON 18-200

 普段は野焼きは禁止、しかし、この時だけは特別です!お正月行事の一つの「どんど焼き」、地方でそれぞれやり方や日程など異なるようですが、我が町の神社では本日行われました。

 事前の情報では、12日午前11時に火入れをすると言う事で、少し早めに出かけはしたものの、境内に到着した時には、既に火は勢いよく燃え盛っていました!

 小雨も降っていたことだし、気の早い世話人連中が早めに火をつけたに違いありません。

 勢いよく燃え盛る火の中へ正月に飾っておいた 注連飾りなど投げ入れて、本年の無病息災を祈願するのですが、以前はこの境内でぜんざいや、お神酒が振る舞われていた様ですが、世話人が少なくなったか?規模が縮小され、今回はそんな洒落たものはいっさい無く、お宮に参って写真を撮って帰ってきたHikoさんでした!

Dsc_4347_2我が氏神様 八所神社社殿内


Nikon D7000 ・ TAMRON 18-200

Dsc_4324燃え盛るどんど焼きの炎・・・

Nikon D7000 ・ TAMRON 18-200

Dsc_4337


Nikon D7000 ・ TAMRON 18-200

Dsc_4356消防署員が見守る中で・・・

Nikon D7000 ・ TAMRON 18-200






新年会2015

Dsc_1549_01ab_2              Nikon D600 ・ AF NIKKOR 24-50

 時は正月! Hikoさんは初詣の準備にカメラを選択、そのレンズを選んだり、チョットばかりバタバタしていた、その時です。 突如鳴り響いた電話のベル!

 家内の電話での受け答えに、この日の予定変更の予感がした瞬間です・・・・・

 全く話を聞いていなかったHikoさんでしたが、話の内容を聞いて、1も2もなく、直ぐさま返事はOKに決まっています。

 話の内容とは、上境城に即刻登城せよとのTonoのゲキが飛んだ模様です。

 これを怠れば打ち首獄門は言うに及ばず、市中引き回しのうえ さらし首は間違いなし?

 とは言ったものの、心根のやさしい殿様の事、ご馳走を準備しているので登城せよとのお達しだった様であります。

 お城では暫く逢っていなかったご家来衆も馳せ参じ、旧交を温めると共に、ご馳走をたらふく食って、飲めや歌えの大宴会が模様されました。

 遅れてきた人、来ると言いながらも所用で来れなかった人も居ましたが、来れなかった人には、バツゲ-ムと残念賞が待っているかもしれません。

 一部始終をお伝えしたいところではありますが、時間の関係で、これにて失礼いたします。

初 詣

Dsc_1571_01t_2大きな手水鉢


Nikon D600 ・ AF NIKKOR 24-50

   毎年初詣は三社参り、人出の多い正月三ケ日を避けて、幕の内の五日頃に出かけていますが、それでも人気の神社近くになると、車は数珠つなぎと言うのが恒例・・・・

 今回はその数珠つなぎを避けて少し早めに家を出て、逆コ-スをと走ったものの、Hikoさんどうしたことか、神社近くまで来て道をうっかり間違えて、大回り・・・・

 

 どうにか神社にたどり着き、ここでは交通安全を祈願とともに、お札を受けて、帰り道、何時もは素通りしていた地元の氏神様にも初詣、昨日訪れた多賀神社と合わせて、今年も三社参りを済ませることが出来ました。

 今年も、家内安全、交通安全、家族全員が息災で過ごせることを祈りつつ・・・・

Dsc_1570_01t_2大篝火

Nikon D600 ・ AF NIKKOR 24-50

Dsc_1575_2Nikon D600 ・ AF NIKKOR 24-50

駅前の銅像

Dsc_1462_01_02_2                   Nikon D600 ・ AF-S NIKKOR 50 1.8G

 早くから、噂には聞いていましたが、本日、やっと対面することが出来ました!

 直方市を全国に知らしめた、元大関魁皇の銅像がJR直方駅前にデ-ンと据え付けられています。

 直方市を日本全国にPRした功績もさることながら、これと言った名物もない片田舎の直方市が、苦し紛れに魁皇の名を借りて少しでも直方市の発展に繋がる事を願っての事と想像できますが、魁皇本人はどう思っているやら?

 聞くところによると、3500万円位の費用が掛かったとか?どうとか・・・・・

 このお金、どこから出たの?など市民の気持ちは複雑ですが、早速、いたずらっ子がまわしの下のヒラヒラした、なんだっけ?さがったやつ・・・・

 このまわしの下の飾りをへし曲げたらしく、その応急処置の費用がなんと4~50万との噂、新規にやり直すのに100万単位の金が掛るそうな・・・・

 ま、北九州市民であるHikoさんには関係のない事では有りますが、市民の感情は複雑なようです。

 ここを訪れた人は、必ずと言っていい程、写真を撮っているようで、それなりの直方市の宣伝効果は有るのかもしれません。

 その元大関魁皇の銅像写真をHikoさんも撮ってまいりました!

Dsc_1465訪れた人は必ず写真撮影!

Nikon D600 ・ AF-S NIKKOR 50 1.8G

Dsc_1472なんだかちょっと場違い感は否めませんが・・・・

Nikon D600 ・ AF-S NIKKOR 50 1.8G


 

子供会 de 素人劇団!

Dsc_0179_2午前中は子供向け?にジャズダンスなど・・・

Nikon D600 ・AF NIKKOR 28-105

 我が町内の賑わい事の好きな若き町内会長の企画で、この程子供会主催?という名目で、近隣地域の素人劇団を招いて演芸会が開催されました。

 どうも子供会主催と言うのはダダの名目、我が町内も高齢化が進み、昔の様な賑わいもなくなり、ふれあいが薄れる中、最近になって若い人たちが空地を買い取って家を建てて住みつくようになり、子供も生まれて、その子供たちの数も年々増えて来て、消滅していた子供会の復活となり、なんらかの行事をと思いついたのが、この演芸会?・・・・

 理由はどうあれ、めったに顔を合わせる事のない町内会の老若男女が一堂に会すると言う事はなによりも歓迎すべき事・・・・

 

 それに、なによりも嬉しいことは、次の世代が育ちつつあるという希望です。子供達はまさに希望の光そのもの・・・

 この日も子供の居る世帯は親子連れでほぼ全員参加と言う好成績!昼のお弁当付きと言う事で、お弁当に釣られて来たのもありそうですが・・・・

 それはそれ、我が町内も活性化が進んでいると見ていいでしょう・・・・・

Dsc_0215t午後からは何故か岸壁の母も・・・・

Nikon D600 ・AF NIKKOR 28-105

Dsc_0191_2天童よしみと称する素人歌手もサ-ビス精神旺盛!

Nikon D600 ・AF NIKKOR 28-105

Dsc_0197役者?もカメラを抱えて・・・

Nikon D600 ・AF NIKKOR 28-105

Dsc_0228          自分の出番がやってきました! この格好で何故か地下足袋?(ワラジの筈)

                      Nikon D600 ・AF NIKKOR 28-105

Dsc_0238tジャズアレンジ炭坑節でロ-カル色を・・・

Nikon D600 ・AF NIKKOR 28-105

Dsc_0248〆はみ~んなで炭坑節を踊って・・・

Nikon D600 ・AF NIKKOR 28-105








長崎街道こやのせ宿

Img_7909_2鏝絵 Canon Eos 40D ・ EF 75-300

 寒気の入り込みに影響され薄ら寒い日が続いていますが、先日からの懸案の長崎街道木屋瀬宿の撮り歩きを決行しようと、寒空の中、日課の散歩の延長線で家から徒歩で出かけました。

 撮影機材と言えば大袈裟になりますが、カメラは40D、レンズは昨日から取り付けたままのロングズ-ムです。何しろ広角端が75ミリ(換算120ミリ)ですから、チョットばかり無理があるのを承知の上で・・・・

 先日、一度天気の好いときに歩いて見たのですが、なにしろピ-カン過ぎてお見せできるような写真らしい物は撮れずに、尻尾を巻いて下見程度で帰ってきてしまっていたからリベンジ?とばかりに・・・・

 昨日からのロングズ-ムで取り歩きの延長でもあります。

Img_7888_3 木屋瀬宿ご案内の看板から?  Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7882 まっこんな感じの街並みですが・・・ Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7887 古い門構えのお屋敷? Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7891 改修待ちの家屋 Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7892 この町に棲む人たちは制約付きで窮屈な思いもしているのではないかな~? Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7893 当時の名残を残して・・・ Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7894 漆喰で家紋など作っちゃって・・・ Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7895 街路灯もそれらしくはしてあるものの、張り巡らせた電線はどうにかしてよ! Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7896_2               街の中ほどには不動妙王? Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7900 漆喰に瓦葺・・・ Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7902 これはまんまの鎧戸でしょう・・・ Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7903 実は、本日の目的は鏝絵のある家でした! Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7906 宿場をどりと千石船? Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7907 ゾウさんも・・・ Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7911 窓を挟んで3枚の鏝絵 Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7915_2 この通りはこんな感じ・・・・(電柱と電線は厄介者) Canon Eos 40D ・ EF 75-300

Img_7937 近くには電車も通ってます。 Canon Eos 40D ・ EF 75-300   

 

 

 

続々・初詣

Dsc_2719 NIKON D7000 ・ AF NIKKOR 28-105 

 我が家の平成26年の初詣三社参りは、都合により3回に分けて行いました。

 一社目は元旦に近場の多賀神社、これは民宿客が2日に来ると言う事から客の居ぬまに、二社目の宮地嶽神社は民宿客の早めのお帰りで、正月3日の日、そして、三社目は交通安全で有名な宗像大社、これは3日の日に回り果せなかった為に延期と言う事で、本日(5日)と飛び石三社参りと言う事となりました。

 宗像大社は昨年の秋の菊祭りの際、訪れたばかりでしたが、年が開け正月ともなると、趣もまた違って新鮮な感じです。

 あいにく本殿は造り替えが行われており、参拝は仮本殿ではありましたが、神様は同じ神様らしく、参拝客で賑わって居ました。

 帰り際 露天商で、甘夏柑、バンペイユ(ザボンの種類)を記念に買い求め植え付けも済ませ、本年の三社参りも無事済ませました。

 大小のミカンが生るのは何時の事? それでも楽しみがまた一つ増えました!

 エッ!?歳が足りるかって? それが問題です!

 桃栗3年柿8年と言う諺がありますがミカンは?・・・・・

Dsc_2709  大手水鉢を囲んで・・・ NIKON D7000 ・ AF NIKKOR 28-105 

Dsc_2713 参拝は仮本殿! 

Dsc_2725                 狛犬 NIKON D7000 ・ AF NIKKOR 28-105 

Dsc_2729_2 巫女さんも大忙し NIKON D7000 ・ AF NIKKOR 28-105 

Dsc_2710 篝火で温まって・・・ NIKON D7000 ・ AF NIKKOR 28-105 

Dsc_2747 昔も今も綿菓子は露天の主役? NIKON D7000 ・ AF NIKKOR 28-105 

 

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