パズル
民宿客の末っ子君がいきなり持参のパズルを持ち出しました。
今のところまだ2歳ですが、今月3歳の誕生日を迎えます。
Hikoさんはまだ2歳くらいだから、パズルを合せることなく手当たり次第に並べて遊ぶんだろうと、たかをくくっていました。ところがパズルの絵に合せて、その通りに並べ始めました。
どうも、パズルの一こまに有る絵を覚えこんでいるようです。切り刻まれたパズルのその一こま一こまの形と、それに描かれてある絵の部分が、小さな脳にインプットされている様です。
Hikoさんがその一こまを摘まんで「これは何処だ?」と手渡すと、即座にその位置に運んで、形にはめ込んでいきます。
まだ指先が不器用と言う事も有って、いちど置いた物がズレてそれを修正するのに時間をとる位で、かなり早いペ-スで組み立てられていきます。
回転の遅くなったHikoさん脳よりは、むしろその回転は速いようです。
脳の完成度は2~3歳児位で、ほぼ完成すると言う話を聞いた事がありますが、まさにそれを証明したかのような瞬間です。
こ ま
出店の店先で見つけたコマです。
形も色の付け具合も昔のまま、変わったのはお値段です。よくよく見ると315円~525円のしょう札が貼ってあります。Hikoさんが小学生の頃に紐を巻いて回したコマと同じものです。
ちゃっかり消費税も5%ほど上乗せしてあるところは、何よりも現代を感じさせます。Hikoさんがコマまわししていた頃には思いもよらないことです。
このコマにはそれなりの思い出があります。
まず、コマの本体と足に当たる部分(軸)が有り、足の部分は鉄で出来ており、呼び方は「ケン」といっていましたが、角釘の様な片方は鋭く尖っていて、もう片方はつぶして有りました。
その尖った方をコマ本体に打ち込むのですが、これがポイントでまっすぐに入らないと、まわした時に飛び跳ねるようになり長く回りません。
細心の注意をはらい、それに集中して打ち込んだのを覚えています。ある程度打ち込んだら、本体を下向きにしてそのケンを両手の手のひらで挟みつけて竹トンボを飛ばす要領でまわして見ます。コマがぶれないようでしたら、そのままさらに打ち込みます。
打ち込んだところで、今度はヤスリをかけて尖らせます。相手のコマにぶつけた時にダメ-ジを与える為です。
まわす紐は自分で縄を綯う要領で綯い、先は細くしてコマに巻き付けやすくして、握りの留めの部分には穴あき硬貨を通して滑り止めにしていました。
そのころの遊びは、なんでも自分で工夫して手作りでやる事が殆どでしたが、最近では、残念ながら人任で作られたゲ-ム機などが主流になってしまっているようです。
作る楽しみを奪われてしまった今の子供たちは、少しかわいそうな気すらします。





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