九重2014お花見登山は・・・

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 還暦を過ぎたころから、九重ミヤマキリシマ鑑賞登山を再開したHikoさんは毎年その時季になると はりきって出かけていましたが、第8回目をクリア-した頃からいろんなアクシデントに見舞われ、2011年を最後にしばらく途絶えていたのですが、体制を整えなおして? また再開に漕ぎつけ、手始めに無理のないル-トを選ぶことにしたので、シニア初心者2名にもお声掛けをして、楽しくやろう思いましたが・・・・・

 無理のないル-トと言えば、扇ケ鼻辺りが適当かと計画して、牧ノ戸登山口から登りはじめる事になるのですが、この時季、広い駐車場も早朝よりいっぱいになるために、駐車場確保のため前日より、近場の宿泊施設を利用して早めに駐車場入りして、予め用意しておいたおむすびを頬張りかんたんな朝食とします。

 この日の天気は予報では曇り・・・ 

 暑くもなく寒くもないまずまずの登山日和と思いきや、7時スタ-トの登り始めは予報通り・・・・

 第一ミヤマキリシマ発見して気をよくしたのもつかの間・・・・

 歌の文句にもあるように「女心と山の天気」は変わりやすく、途中から風が出てきたかと思うと、ガスも発生して、次第に見通しも悪くなり、扇ケ鼻に着いたころには視界も悪く小雨交じり、風も強まり、お花見どころではなくなりました。

 それに追い打ちをかけたかのように、大量の虫の発生で花は食い荒らされて、見る影なし・・・・

 今までにない見事な裏目の花見登山でしたが、山は、チビッコ登山隊やシニヤ山ガ-ルなどで賑わっており、九重の雰囲気は存分に味わうことが出来ました。

 懸念された雨は大したことはなく、登山道の脇にはミヤマキリシマもかなり咲いており、やっぱり来た甲斐は有ったというもの・・・

 なお、この日の平治岳、大船山のミヤマキリシマは見事だっだと言うことは、帰りに浸かった温泉でのお話・・・・・

 次回は大船山、平治岳と希望を繋いだものの、肝心な足のほうは大丈夫かな?

Imgp2387長者原からは山の斜面を彩るミヤマキリシマが確認できましたが・・・

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Imgp24012前日立ち寄ったタデ原湿原、新しく木道の整備がされていました。

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Imgp2424長者原駐車場より・・・

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Imgp2462登り始めたころから紅白のツクシド-ダンがお出迎え・・・

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Imgp2463眼下の駐車場、涌田山を望む

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Imgp2478ガスが発生し始めました!

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Imgp2490このあたりは綺麗に咲いてますが・・・

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Imgp2504_01山は年々荒れています。(登山道は石ころゴロゴロ・・)

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Imgp2508ここにもツクシド-ダン!

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Imgp2509tわ~きれい、写真撮っておかなくっちゃ!

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Imgp2510シニヤ山ガ-ルはバックシャン?

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Imgp2525扇ケ鼻付近、前回見事に咲いていたミヤマキリシマは見る影なし!

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Imgp2526t_01tこやつが犯人です!

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Imgp2541こちらの花は花盛り?

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Imgp2551t遠くに見えるミヤマキリシマ群

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Imgp2555元気なちびっこ隊も・・・

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Imgp2566はじける若さに元気をもらいました!

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ヒデ君の熊野古道・小辺路、果無峠を越えて・・・

Photo_4            青岸渡寺から那智の滝の遠望

 ヒデ君から熊野古道歩きのリポ-トが送られてきましたので、紹介したいと思いますが、前回も書いたように、ココログサイトとパソコンの相性が悪く(WindowsXPサポ-ト終了に伴いWindows7に変えた頃から)、以前の様には、なかなかスム-ズにいきません!(直に書き込むのは問題なし)

 思うに任せないため、試行錯誤の繰り返しでなんとかUP出来ました!

 以下ヒデリポ-トです。

Photo_5           谷瀬の吊橋

 

 梅雨入りを前に熊野古道歩きを楽しんで来ました。今回は、熊野古道・小辺路コースの中の「果無峠越え」です。ついでに南紀の観光もしましたので、そのレポート。

 「熊野古道・小辺路、果無峠を越えて」

 奈良の八木から和歌山の新宮まで、延長167kmとなる高速道路を使用しない路線としては、日本最長の路線バス「八木新宮特急バス」に4時間半揺られ、途中で谷瀬の吊橋を観光し、十津川温泉に到着。露天風呂で汗を流してーーーー。

 6/3・火、高野山から本宮までの熊野古道は、小辺路と呼ばれ、今回はその中の最後の16kmを歩く計画です。温泉街から少し国道を歩き、急坂を登ると「天空の郷・果無集落」に到着。民家数軒が静かに生活しています。大きく蛇行する熊野川沿いを避けて、難路でも安全なショートカットの道を選んだ先人に頭が下がります。約900m弱の高低差を登ると汗が吹き出し、果無峠に到着。近畿の屋根と呼
 
ばれる長く長く続く果無山脈を眺め一服。峠から急坂を下り、国道を少し歩き、中辺路コースと合流して、熊野本宮大社に到着です。

 ここは3月に中辺路コースとして投稿しています。本宮から海沿いの町新宮までバスに乗り、小高い山腹に建てられている神倉神社を訪問。

 大きな「ゴトビキ岩」が御神体であり、朱塗りの神社に覆い被さるようにのしかかっています。毎年2月には、松明を持った男達が急な危険な石段を駆け下りる勇壮な火祭りが有名です。夏日が続き今日も暑い1日でした。
 
 

 6/4、九州は梅雨入りしていますが、ここはまだ薄日の射す絶好の日和。紀伊勝浦から滝を目指してバスに乗り、苔むした杉並木の美しい熊野古道の雰囲気満点の大門坂を歩きます。やがて熊野三山の一つ、熊野那智大社に到着。隣接する西国33所、第1番札所の青岸渡寺を参拝。ここから那智の滝が小さく見えています。
 
 日本三大瀑布の一つ那智の滝は、3年前の水害の爪痕は残るものの、相変わらず美しい姿を見せてくれました。関西も今日から梅雨入りとのこと、大阪に着く頃にぽつぽつと雨が降り出しました。

Photo_6              世界遺産・果無集落.

Photo_8               果無峠

Photo_9                神倉神社のゴトビキ岩

Photo_10                 熊野那智大社

Photo_11                大門坂の石畳と杉並木

Photo_12             日本三大瀑布の一つ「那智の滝」

 

ヒデ君の九州山歩き

何時ものようにヒデ君の山リポ-トが寄せられましたが、パソコンとココログサイトとの相性か?インタ-ネットエクスプロ-ラ-の相性の何れかが悪いとおもわれ、従来通りにコピ-アンドぺ-ストでUPしても思い通りにいかず、四苦八苦して何とかUPしましたが、チョット見辛いブログになりにけり!

前回もうまくいかなかったが、今回も・・・・・

Photo_2                          万年山のお花畑にて

1年振りの九州登山に出かけました。初日は、雨に祟られましたが、予定を変更して万年山の素晴らしいミヤマキリシマを堪能して来ました。

 Hikoさんにとっては、このような景色も珍しいものでは無いかも知れませんが、私にとっては感動の連続でした。

 カメラのセットをソフトフォーカスにしたままだったので、画面が少しぼやけてしまいました。以下そのレポートです。

 「ミヤマキリシマを求めて」

  5/20・火、宮崎港に着いた時は、どんよりと曇り、高千穂河原へ向かう途中から雨となり、肌寒く風も強いため、高千穂峰への登山を断念。雨の中を登った登山者から、御鉢の中にも花が見られたとのことで残念。

  霧島神宮に参拝し、関の尾の滝と青島を観光して延岡へと向かいました。

 5/21大崩山の予定でしたが、岩山で滑って危険なため、延岡の近くの可愛岳へ変更。

 登山口のある俵野は、西南の役で田原坂から敗走してきた西郷隆盛軍が、大勢の官軍に囲まれ敗れた最後の激戦地です。

 軍議で解散を決意し、夜陰に紛れてこの険しい可愛岳を越えて、鹿児島へと敗走しました。この時の詳しい説明が西郷資料館にあります。

 728mという低山ですが、海抜0mからの登りとなり、決して楽な登山ではありません。途中に鉾岩という岩場や、官軍の据えた台場跡も有りました。頂上からの眺めも素晴しいものです。この日は、気温29度という真夏日に近い暑さとなり、厳しい登山となりました。

 5/22、別府へ走り、万年山(ハネヤマ)に向かいます。ほぼ頂上近くに駐車場があり、一帯は牧草地で広々としています。花を求めて大勢の登山者が見られました。頂上への途中に小型のお花畑が有り、広々とした山頂からは、湧蓋山や九重連山、さらに由布岳や阿蘇も見えています。頂上から一周約2時間の散策路が有り、ミヤマキリシマの群生した素晴らしいお花畑を見ることが出来ます。

 感動の連続で正に天国です。昨年の阿蘇高岳、今年の万年山と2年続けてミヤマキリシマを堪能して来ました。高千穂峰と大崩山は、来年リベンジします。

Photo_3  関の尾の滝

Photo_4                   俵野の西郷資料館

Photo_5                   可愛岳の鉾岩

Photo_6                可愛岳の山頂

Photo_7                万年山の山頂

Photo_8                 万年山のお花畑

Photo_9                 万年山のお花畑

 

ヒデ君の熊野古道歩き2014

Photo_8                          熊野古道展望台より大斉原の大鳥居を望む

 

 先日北九州にやって来て旧交を温めたばかりと思いきや、帰るとすぐに行動を起こしたと見え、彼は熊野古道を歩いていました。

 そのリポ-トが届き、ブログにUPしようと何時も通りに作業を進めようと思いましたが、パソコンが思うように言うことをきいてくれません!

 まず、メールから添付された写真を取り込もうとすると、うまくいかず、文章をメモ帳にコピ-するも改行でつまずき・・・・

 推察するにWindows7プレインスト-ルのInternetExploreVer11との相性なのか未だブログアップにも四苦八苦の状態です。

 パソコンの環境が変わり、慣れるまで時間がかかりそうで、今回も写真は取り込めた物だけ・・・・

 以下ヒデリポ-トを紹介いたします。

 

 

 

「熊野古道・中辺路コースを歩く」

 

 11日、快晴の滝尻王子をスタート。滝尻は、熊野三山へのへの聖域の始まりであり、熊野の霊域の入り口でもあります。
  いきなり急登が始まり、「胎内くぐり」や「乳岩」を横に見て、高原熊野神社に到着。
 この標高の高い山間部に民家が点在し、ここから山中深く薄暗い尾根道を近露へと進みます。

 不寝王子・大門王子・十丈王子・大坂本王子と続き、何とも可愛らしい牛と馬にまたがった牛馬童子像に到着。
 日置川の赤い橋を渡れば近露王子です。

 近露の温泉付きの民宿に宿泊して明日に備えます。ここまで5時間13キロの行程です。
 12日、今日も好天で暖かくなる予報。継桜王子の下に大きな杉の木が有り、
杉の枝が本宮大社を向いている「野中の一方杉」に到着。

 その下には名水百選の野中の清水もあります。小広王子まで舗装路を歩くとまた本格的な山道となります。
 大昔には、狼や山賊に悩まされたと言う薄暗い山道には、うっすらと雪が積もっていました。
 3か所の峠を越えると発心門王子に到着。

 一般のツアーでは、ここまで観光バスで来て、3時間かけて本宮大社を目指します。
 昔の旅人が初めて本宮大社を望み、
有り難さにひれ伏し拝んだと言われる伏拝王子を過ぎると展望台から大斉原の大鳥居を望む事が出来ます。

 やがて本宮大社の神殿に到着し、無事に完歩出来たのを感謝。
 昔、洪水で流された旧社地を訪ねて、新宮の熊野速玉大社に向かいました。
 次の日、朝から風と雨の大荒れの天気となったため、熊野那智大社・青岸渡寺と那智の滝の観光を諦め、
紀伊勝浦から大阪へと向かいました。熊野古道は、浄土への道。

  熊野の神々に憧れた人々のたぎる信仰を胸に険しい山を越えて行った先人の想いに少し近づく事が出来たかな??? 
 今回の中辺路コースは、総計約40キロとなる相当に険しい長い長いトレイルでした。

Photo_4             ①.熊野の聖域の始まり・滝尻王子

Photo_6             ②.牛馬童子像

Photo_7            ③.野中の一方杉

福智山の見える景色

_mg_3462tCanon 5D MarkⅡ・ EF 24-105 4L

 世は冬季オリンピックで持ちきり? おおかたのテレビチャンネルはソチの雪景色を映し出しています。期待された女子ジャンプの高梨沙羅選手は期待に沿えずに4位どまりでメダルを逃し、応援団の期待は見事裏切られ、本人としても申し訳なさそうで、涙の会見・・・・

 かたや、スノ-ボ-ドの平野歩夢選手は期待通り、金は逃したものの、銀メダルを獲得、明暗が分かれました。

 あとは真央ちゃんに金メダルを託したいところですが、新たな強敵が現れました!こけなきゃいいが・・・

 一きりオリンピックハイライトなどを見終わって、気分を変えて山手コ-スに散歩に出ました。本日2回目の散歩は昼食終えて、カメラ抱えて早めの午後から散歩・・・

 コ-スを変えれば、山の景色も変わります。福智山の良く見える場所にやってきたHikoさんです。

_mg_3463t Canon 5D MarkⅡ・ EF 24-105 4L

_mg_3455                途中出合ったユッカラン Canon 5D MarkⅡ・ EF 24-105 4L

_mg_3470                田んぼの畔に咲いた紅梅も・・・ Canon 5D MarkⅡ・ EF 24-105 4L

_mg_3475t工事現場も福智山は見守っています! Canon 5D MarkⅡ・ EF 24-105 4L

ヒデ君の山歩き-月山と蔵王

Photo_8           月山の登山口より月山を見る

 昨日今日と一気に秋めいて今朝など涼しさを通り越して長袖シャツ姿でも寒いくらいでした。

 最近、あるはずの無い儲け話の迷惑メ-ルが頻繁に着信しており、その度に削除を強いられているHikoさんですが、4、5日前にリポ-トを送ったと言うヒデ君からの問い合わせに、うっかり迷惑メ-ルと一緒に削除してしまったかと、見直しすると、有った有ったと、遅ればせながらのUPです。

 それにしても、何かにつけ一儲けを企む輩の多い世の中、昔の日本はこんな事は無かったように思いますが、最近は、犯罪の陰に外国人ありで、油断も隙も有ったもんじゃない!

 話がそれてしまいましたが、秋晴れの山歩きを存分に楽しんだヒデ君のリポ-トを紹介いたします。

Photo_9             熊野岳の山頂にて

 台風18号が京都の嵐山や福知山に大きな爪痕を残して行きましたが、台風一過好天が期待できそうなので、18日から東北の月山と蔵王山に行って来ました。以下、その報告です。

「月山と蔵王を目指して」

 台風一過の好天が期待される18日からまず山形市の近くにある「山寺」を観光。
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という松尾芭蕉が奥の細道の中で名句を残したことでも知られる天台宗の名刹「立石寺」(一般に山寺と呼ばれている)をまず訪れました。

登山口から1000段以上もある奥の院まで上ると汗が吹き出します。途中の蝉塚や中腹の開山堂や納経堂等のお堂のもあり、上からの眺めも最高です。

 9/19(木)、山形駅前から「月山・1984m」の登山口である姥沢へ。少し暑い位で、天気が最高に良く、頂上がはっきりと見えています。丸い雪の塊もまだ残っており、ここは7月まで夏スキーが楽しめると言う豪雪地帯でもあります。山腹は少し黄色に色づいていますが、まだ紅葉には早いようです。

  山頂には大きな山小屋も有り、登山者も沢山登っています。山形駅への途中、左沢(あてらざわ)線の寒河江駅を過ぎる頃、大きな中秋の名月が東の空に顔を出して来ました。
 
  9/20、蔵王温泉から蔵王のお釜を目指す往復5時間の登山です。スキー場を横切ったり、直登したりして樹氷で有名なロープウェイの山頂駅に到着。さらに木道を歩き地蔵山を過ぎると、荒々しい赤茶けた溶岩台地が広がっています。

蔵王の最高峰「熊野岳・1840m」を越えるとコバルトブルーのお釜の水は、妖しく光り噴火口特有の一種凄惨な趣が有ります。 

 

 9/20、山形新幹線で東京に向かい、浅草とスカイツリーを観光しましたが、2時間以上も待ち時間が有り、上るのを諦めました。4日間とも秋晴れの好天に恵まれ、素晴らしい登山と観光を終えました。

Photo_10             立石寺(山寺)の山門

Photo_11           山寺の開山堂と納経堂

Photo_12           月山の山頂

Photo_13            蔵王のお釜

Photo_14            地蔵山から見る熊野岳

ヒデ君の夏山歩き-乗鞍高原 

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           焼岳の頂上にて(後ろは霞沢岳)

  日本列島のおおかたの生活環境では35度前後の酷暑が続いており、この暑さに喘いでいる人たちを尻目に、涼しい顔で瀧めぐりなどしている人がいます。

 山男の特権と言ってしまえばそうかもしれませんが、なんとも羨ましい話です。

 と、言う事で、乗鞍高原からの涼しげなヒデリポ-トを紹介します。

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          乗鞍岳と乗鞍大雪渓

 立秋も過ぎたと言うのに、酷暑が続いています。
 涼を求めて、乗鞍岳、乗鞍高原、焼岳に行って来ました。私は滝を見るのが大変好きで今回の目的は、乗鞍高原にある3か所の滝巡りが主な目的です。

「乗鞍岳、乗鞍高原、焼岳へ」

 7日に立秋となりましたが、35度を超える猛暑日が続いています。3年前に登った乗鞍岳(3026m)は、まだ雪が残っており、乗鞍岳の登山口にある肩の小屋では、毛布と布団を重ねて寝るくらいの寒さです。

 8/8、小屋から雪渓の横を通り、約1500mの高度差を下り、途中にある3か所の滝を見るのが、今回の主な目的。

 最初は、三本滝(右に岩肌を縫うように流れるナメ滝、中央に直下型の大滝、左に白糸の滝)と3か所の支流が1箇所に合流する珍しい滝で、日本滝百選になっています。

 次は、善五郎の滝で落差30mの幅広い滝は、水量も多く圧倒されます。最後は、落差40mの番所大滝で滝壺に近い展望台は、水しぶきが上がっています。乗鞍高原には、多くの散策路が整備されており、車でのピンポイントの観光だけではもったい無く、歩いて高原の風を満喫すべきと思います。

 8/9、松本から電車とバスを乗り継ぎ上高地から焼岳(2444m)へ。高気圧が張り出し各地で猛暑と報道されていますが、ここは涼しく別天地です。しかし、頂上に近づくと樹木は全く無く、じりじりと強い日射しは、肌が痛い程です。頂上直下の登山道の脇には、ゴーと音を響かせてガスが噴出し、山腹からは白煙も上がり、正に焼岳は活火山。

 登山者も多く狭い頂上は大変賑わっています。ここから2時間半かけて中の湯へと下り、高山経由で帰阪。大阪でもうしばらくこの酷暑を我慢しなければなりません。

71638          乗鞍岳山頂の乗鞍本宮

8949          三本の滝(日本の滝百選のナメ滝)

8115130m           善五郎の滝(落差30m)

8134340m          番所大滝(落差40m)

91115           焼岳登山路側のガス噴出

91139          山腹から噴煙を上げる焼岳の北峰

 

ヒデ君の北海道山歩き

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            黒岳山頂にて(大雪山系のパノラマ)

 

 酷暑が続いている下界を尻目に涼しげな北海道からの山の便りが届きました。

 送り主は言わずと知れたヒデ君です。

 世の中色々、人それぞれとはよく言ったもので、下界で猛暑の中、植木の手入れに勤しんでいる者がいるかと思えば、悠々自適?山でのんびりの人も・・・・

 これも、それぞれ持って生まれた運命か? それとも、それぞれの生き方か?お互いに残りの方が少ない人生、楽しんだ方が良しとすべきでしょう!

 そう言うHikoさんも、自分のペ-スでけっこう楽しんでいるではありませんか!と言われてみれば、返す言葉が見つかりません!

 小難しい人生論はさておき、ヒデリポ-トを紹介する事にしましょう。

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          ニセイカウシュッペの山頂から見る大雪山

 毎年7月の初旬に北海道の登山を予定しており、今年も登山して来ましたが、天気予報は雨の連続。しかし、その予報も狂い素晴らしい登山となりましたので、その報告です。

「涼を求めて北海道へ」

 7/9・火、北海道へ出掛けましたが、梅雨前線が停滞し、登山予定の10日以降は、ずっと雨の予報。

 
 7/10、朝から土砂降りの雨となり、しばらく旅館で止むのを待ちましたが、その気配は全くありません。仕方なく雨の中、登山口まで出掛けると空が明るくなり、日射しも見え始めたので、「平山・1771m」への登山を開始。しかし、今年は雪が多く、急斜面の滑り易い長い雪渓が残っています。

 
 頂上直下付近でガスが発生し、雪も多いため、残念ながら登頂を断念し、下山開始。
 

 7/11、梅雨前線が南下し、予報に反して青空が見えて来ました。絶好の登山日和です。「熊出没注意」の看板を横目に「ニセイカウシュッペ山・1879m」の登山開始。登山道に雪が見え始めた頃、尾根に到着すると、目の前に大雪山の大パノラマが広がっています。

 高山植物の綺麗な花々が咲き乱れる見晴らしの良い登山道を進むと、ニセイカウシュッペ山に到着。少し肌寒い山頂ですが、明日登山予定の大雪山の素晴らしい景色を眺めながら、コーヒーを沸かしての昼食タイムは、至福のひととき!!
 

 7/11、一般の観光客と一緒に層雲峡温泉からロープウェイとリフトを乗り継ぎ、「黒岳・1984m」を目指しますが、背中から照りつける日射しで暑い登山となりました。しかし、この登山道にもまだ雪が残っており、多くの登山者が登っています。

 最後の急登を過ぎると、目の前に大雪山の雄大な山々が広がり、後ろにはニセイカウシュッペ山がはっきりと見えています。この雄大な大雪山系には、旭岳(大雪山の最高峰・2290m)への縦走路があり、このまま歩き続けたい気分でしたが、同じ道を引き返し、今回の登山を終えました。

 雨を覚悟していた登山が、思いがけなく素晴らしい登山となり大満足。好天気に感謝!!!!

101419            平山山頂直下の雪とガス

101511            平山登山道から見えたハート肩の雪景色

111134              ニセイカウシュッペ登山道脇のお花畑

111310              ニセイカウシュッペ山の雪渓(左端が山頂)

12806             黒岳ロープウェイから見るニセイカウシュッペ(手前は層雲峡温泉)

12948             黒岳頂上付近の高山植物

 

ヒデ君の北九州の山歩き

191108_2         福智山の頂上にて

 Hikoさんが、バス旅出発直前にメ-ルを開くと、ヒデ君が北九州の山歩きをしたらしく、そのリポ-トが届いていました。

 慌しい時間帯でも有ったためにメ-ルの内容は見ないまま、家を出たHikoさんですが、どうやら、時既に彼は大阪へ戻っていたようです。

 バス旅から戻ってゆっくり内容を読んだところ、Hikoさんが20代の頃によく歩いたル-トだったようで、当時の事が手に取るように思い出され、感慨深いものがあります。

 リポ-トに出てくる虎尾桜は、一昨年、満開の時期に見てきたばかりでした! 以下ヒデリポ-トを紹介いたします。

181231_2         畑観音

 皿倉山から畑観音へ向かい、兄のご機嫌伺いに実家にも立ち寄りました。また、1年振りの福智山と企救山系の風師山他にも登って来ました。以下その報告です。

「九州自然歩道を歩く」
 4/18(木)、帆柱ケーブルの山麓駅をスタートして、まず国見岩と皿倉山(622m)に登りましたが、生憎と霧が発生し、残念ながら見晴らしは全く有りません。
 
 山頂から南へと向かう九州自然歩道を数回のアップダウンを繰り返し、60年振りとなる畑観音へ。途中、市ノ瀬峠で一人の登山者と出会っただけです。

 4/17~18は、お祭りの筈ですが、全く人影は有りません。60年前、桜の花の散る中、綿菓子を舐めながらお参りした記憶が有りますが、寂しいものです。実家は直ぐ近くで、連絡もしないで兄のご機嫌伺いに立ち寄りましたが、小倉で入院中とのこと。

 4年振りとなる二つ上の兄は、すっかり弱っていましたが、私の見舞いを喜んでくれました。兄の1日も早い回復を祈るばかりです。
 
 翌朝、快晴の登山日和。上野峡からスタートし、まず白糸の滝へ。水量も多く美しい滝です。しばらく登ると「虎尾桜」の看板が有り、谷へと下りましたがすっかり葉桜。

 樹齢600年の老木は、見事な深紅色の花を咲かせるとの事なので、来年にでも是非訪問。引き返して尾根の急登を続けると視界が開け、福智山(901m)の頂上も見えて来ました。

 最高の天気のため、多くの登山者で賑わっています。下りは上野越えから鷹取山へ。盛りの過ぎた水仙の花の向こうに福智山が良く見えています。帰りは、落差25mもある菅生の滝にも立ち寄りました。

 20日は、昼過ぎから雨の予報。早めに小森江駅から風師山登山口へ。風頭山(364m)からの眺めは素晴らしく、関門海峡や巌流島が眼下に見えています。皿倉山で見られなかった景色を取り戻すことが出来ました。風師山、矢筈山を経由し、小倉駅に着く頃から雨が降り始めました。

181427_2         我が実家

19942_2              虎尾の桜

191052_2           福智山登山道から見た鷹取山

191227_2          鷹取山の頂上の水仙(後ろは福智山)

191518_2           菅生の滝

20830_2          風頭山から見た関門海峡と巌流島

 

ヒデ君の山歩き-山梨県の山

Photo_5           水牆山の頂上にて

 山は有っても山梨県とはこれ如何に? 一羽でのにわとりと言うが如し・・・・・

 いきなり博多ニワカのような出だしになりましたが、暫くなりを潜めていたヒデ君から、その山梨県の山に登ったとの報告が入りました。

 つい最近までは半袖姿のヒデ君でしたが、もう冬の装いです。

前置きはさておき、ヒデリポ-トを紹介いたします。

Photo_6          水牆山の頂上から富士山

「紅葉」を求めて山梨県の山々へ」

 数日前の寒波で、中央本線から冠雪で輝く御嶽山がちらりと顔見せ。八ヶ岳には、全く雪は見られませんが、3000mを超える南アルプスは白く輝き今回の登山が期待出来ます。

 10/31・乾徳山(2031m)は、景勝地の西沢渓谷に近い岩山として知られています。
 広葉樹の林の中に二匹の鹿が仲良く餌を探していました。国師ケ原を抜けると、大きな岩の間の急登が始まり、頂上直下は高さ10mを超える垂直の岩壁があり、鎖を使って這い上がります。腕力の無い女性には酷な登山となります。

 次第に天気が悪くなり、風も強く、寒くなってきたので早々と下山。カメラの電池も切れ最悪。

 11/1・茅ケ岳(1704m)は、日本百名山の著者・深田久弥が登山の途中で脳溢血で倒れ、亡くなった山として有名。登山口の記念公園には、「百の頂きに百の喜びあり」の記念碑があり、頂上直下にも小さい石碑が建てられ、多くの登山者に親しまれている山です。石碑からは、頂上に五丈岩のある金峰山(2599m)を望むことが出来ます。

 この日は好天で暖かく、大勢の登山者で賑わっています。八ヶ岳や南アルプスが手に取るように見えますが、残念ながら富士山は雲の中。

 11/2・水牆山(2230m)は、奥秩父山群の西方のはずれに、小兵ながら筋骨隆々とした特異な花崗岩の名山として知られており、日本百名山の一つです。直径20mもある丸い桃太郎岩を過ぎると足場の悪い岩場の急登。大ヤスリ岩の横を通過すると、テーブルのような岩舞台に到着し、ここが頂上です。

 頂上からの展望は素晴らしく、冠雪した富士山が目の前に広がり、八ヶ岳や南アルプスの大パノラマが広がっています。林立する岩峰群と山全体に紅葉が見られ、最高の登山となりました。

Photo_7         乾徳山登山路の紅葉

Photo_8          乾徳山登山路の鹿

Photo_9           茅ケ岳の頂上

Photo_10         韮崎駅から見た茅ケ岳(右)

Photo_11         水牆山をバックに

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