古時計はボケ防止なり(時打ち機能)
RICOH CX3
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時打ち機能の仕組みを解明したいと、暫くは、箱に明けた窓越しに機械とHikoさんの睨めっこが続き、気になるレバ-を見つけました。小さな穴の開いたレバ-ですが、穴には何も掛っていません!
確か?バネか何かが掛る筈の穴ではないか? そして気になる、細いワイヤ-の先端、「たぶん、これがバネの先っちょ?」半信半疑でワイヤ-の先端部分をレバ-の穴に通して、ラジオペンチでへし曲げて・・・・
動きが、すこし変わったようですが、もう少し何かが足りません!
ドライバ-の先で、レバ-の穴の付近を持ち上げてみると、いったん止まったハンマ-がまた動き始めました!
ここに何か鍵がありそう・・・・・・・・
ここでHikoさん、ホ-ムセンタ-へ散歩かたがた、チッチャナスプリングを探しに行き、サイズを切り詰め合わせて、引っかけて片方は、細いステンレスワイヤ-で、機械の固定金具に巻きつけて、半信半疑、長針を時報の位置まで回してみると・・・・
なんと、これが、大当たり!
時打ち運動を始めたではありませんか! しかも、時報の数もピッタリ!
これだから、止められない止まらない(カッパエビセン?)・・・・・
キャビネットに機械を収めて、作動テスト、はじめは、くすんだ音でしたが、ハンマ-のア-ム調整でなんとか音も出るようになり、諦めなかったHikoさんの勝ち!
それにしても、元の部品はどんなだったんでしょうね? これがまだ謎ですが、時計の機能は言うまでもなく、時打ちまで何とかなって、これでよしとしときましょ!
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RICOH CX3
動かなかったジャンク時計が動きだし、時もちゃんと告げてくれるようになりました。めでたし、めでたし!
RICOH CX3
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