地上高15mのタワ-のテッペンで作業中のHikoさん
写真提供我が家のテンネンカメラマン
アマチュア無線のタワ-のテッペンのポ-ルが錆びて雨が降るたびにその錆色を周囲にまき散らして、銀色にメッキを施されたタワ-の上部付近は茶色と化してしまっています。
かねてからの懸案だった錆対策と、殆んど使う事がなくなった最上部のスイスクワットアンテナの撤去を思い立ち、Hikoさんはやっと重い腰を上げることにしました。
なにしろタワ-の最上部までは15m・・・ 下から眺めてもかなりの高さが有ります。
いつも下から眺めては、何時かなんとかしなくっちゃと思うばかりで、なかなか踏ん切りがつきません。
この日はひとまず、スイスクワッドを下ろして、なが~いポ-ルを半分くらいに切断する予定で、まずは段取り・・・・
途中まで2連梯子を立てかけて、足場を固めて? 電源のドラムをタワ-中ほどまで持ってきて固定します。
それからは延長コ-ドの出番で、ポ-ル切断用のサンダ-(グラインダ-)の電源確保は出来ました。
まずは粘着テ-プでガンジガラメに巻かれたアンテナとケ-ブルを繋いでいるコネクタ-の取り外しから始まり、アンテナの取り外し作業に取り掛ったのですが、これがなかなかの厄介者、なにしろ20年以上の雨ざらしでネジ類は錆付いて完全に固着していて、潤滑剤を吹き付けたくらいでは、なかなか回ってくれません!
思い余って、カッタ-使用も考えたのですが、カッタ-のスイッチを入れても何故か動かないでは有りませんか!
ケ-ブルを目線で辿ってみると、あにはからんや、接続部分が抜け落ちてしまっています!これでは動くはずはない・・・・
切断しようとしたUボルトの切断は諦めて、レンチとプライヤ-の助けを借りて、時間をかけてやっとアンテナを取り外し、ロ-プで吊下ろします。高所の作業はチョットしたミスも許せない危険な作業で緊張の連続です。
次はメインイベントの、ポ-ルの切断作業です。さっき抜け落ちた電源コ-ドの接続をしなければなりません。 やっと登ったタワ-のテッペンからまたスタコラ スタコラ、 タワ-の中腹まで降りて行って、簡単に降りるといっても垂直に立ったタワ-の事、気は緩められません!安全帯を交互に掛けながら・・・・
接続部分を結んで抜けないようにして、またてっぺんまで登り、ここでやっと切断作業の始まりですが、まずは、ポ-ルにロ-プをきびりつけ、倒す方向を考えながら、少しずつ切りすすめ、ロ-プをHikoさん自身の体に固定して、人力で曲がるところまで切って、押し曲げて、ポ-ルが下向きになったところで、ロ-プを握りながら切り落とすといった按配です。
なぜならば、そのまま切り落としてしまえば、重い鉄パイプの事、何処へ飛んで行って被害を加えるか分かったもんじゃありません! これはHikoさんの仕事柄長年の経験からですが・・・・
こうして何とか一段落、あとは残った錆部分を塗装するか?思い切って別のパイプに替えてしまうか思案中・・・・
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地上高15mで作業中のHikoさん
写真提供我が家のテンネンカメラマン
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着工前のアンテナの状況
RICOH CX3
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ポ-ルは短く、スイスクワッドも無くなっています。
RICOH CX3
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