茄子と蟻
きれいな紫色の花びらに、黄色いバナナを思わせる芯の部分・・・・・これは花の雄しべでしょうか?
この写真だけでは、この花が何の花か判る人は少ないと思います。知り合いの花屋さんなら何とお答えになるでしょうか?
タイトルに茄子と書いていますので茄子の花と判ってしまいますが・・・・・
この写真だけではハテ?
ところで、この写真でも確認できますが、蟻さんが1匹、芯の部分にへばりついています。
何度も何度も繰り返しやって来てはこのポ-ズです。
蜂の受粉作業はよく知られていますが、もしかして蟻もこのお手伝いをしているのでしょうか? これは謎です。
花の撮影から、自然界のいろんな営みが見えてくるのは写真の副産物の様なものです。
雨に咲く花
庭先に咲いたアジサイの中間です。Hikoさんはガクアジサイとばかり思っていましたが、さにあらず、別名が有るようです。これは知り合いの花屋さんに教えを請いたいところです。
花や静物の近接撮影は難しいもので、あまり接写をしないHikoさんですが、今回は、あえて三脚を持出しての撮影です。
最近のHikoさんはプログラムオ-トのカメラ任せの手抜き撮影をしていましたが、今回基本にかえり、絞りを設定しての撮影です。
接写のピンボケは手ブレが殆どということもあり、三脚を使用したと言う訳です。
写真の花は、ピントはマニュアルで合わせていますが、まあきていると思います。
少し絞り気味ですが、なにしろ近接!・・・・・
やや柔らか目はレンズの特性でしょうか? しかし、この花には丁度いい感じで出ているようです。
梅雨のあい間の手慰み・・・・・・
梅雨と梅の実
熟れきった梅の実が、雨が降るたびに落ち始めました。必要なだけはもぎ取った後なので、今は落ちるがまま・・・・・
ところで、梅雨と梅の実とは何らかの関係が有りそうです。Hikoさんは考えてみました。
若い梅がようやく収穫出来る時季を迎えた頃から、雨が降り始め、その梅も熟して、収穫を終えるころまでその雨は降りつづき、熟れきった梅の実が長雨で自然に落ちるまで・・・・・
つまり、この雨の時期は、梅の収穫時季にピッタリ当てはまりそうです。
そこで、昔の偉い人が梅になぞらえて、この時季に降る長雨の事を、梅の雨、つまり、ばいう、つゆ(梅雨)となった?のではないかと考えられます。
たぶん、当たらざるとは言え遠からず?・・・・かな??
このところの長雨で熟れきった梅の実が落ち始めました
梅 雨
写真で雨を表現するのはなかなか難しいものですが、浮世絵では線で描く事によって雨を表現した絵師も居たようです。
Hikoさんもこの梅雨の時期、なんとか雨を捕えようと試みたのがこの写真です。ingつまり、いま降っている状態ですが、この写真からすると、雨粒が水溜りに落ちて波紋を描いている、その波紋から「雨だな」と分かるのですが、これは、降っている状態じゃなく、降った、つまりもう既に地面に到達した状態です。
しかし、水溜りの状態、石張りアプロ-チの濡れ具合から、かなりの雨が降っている感じは何とか掴める?のではないかとも思います。
要はHikoさんは何を言いたいか、つまり、最近の雨続きに、もう、うんざり・・・・・
今年の梅雨は梅雨らしい・・・・
雨模様の日が何と多いことか・・・・・
ところで、あるブログで雨の表現がピタリなされている風景を見たことが有ります。港での風景です。ご本人は、あ~あれかとお分かりかもしれませんが、強い雨の中、かなりの苦労があったのではないかと想像してますが・・・
水溜りの雨粒の波紋、石張りのアプロ-チも濡れ濡れ・・・
思い出の苦渋2007
雨の中、岩場の陰に可憐な一株を見つけました。法華院より北千里へ 2007.6.14
この年(2007)も牧ノ戸登山口から登り始めた頃からポツリポツリとやってきました。
梅雨の時季、この頃でないとミヤマキリシマは咲き始めません。今年も(2007)雨を覚悟でやって来ましたが、駐車場に着いた頃はまだ、降り出していませんでした。
沓掛山にさしかかろうかと言う時には、風が強く砂塵を巻き上げ、おまけに雨足も強くなってきました。
扇ケ鼻に差し掛かった頃には、雨も風も強さを増し、花見どころでは有りません。写真撮りもそこそこで・・・・・
昼の弁当も風除けになる岩陰を見つけ、かろうじて携帯食料をかじる程度で済ませ、また、雨の中の行軍です。途中の避難所ではビショビショの靴下を絞って・・・・・
やっと法華院温泉山荘にたどり着いたのですが、この日は雨と言う事もあって、シ-ズンで有りながら、がら空きです。
ゆっくり温泉に浸かり、冷え切った身体を暖めます。地獄に仏とはまさにこの事です。
次の日もやっぱり雨・・・・・・
急峻な山道の、平治岳のミヤマキリシマは諦め、もう一度扇ケ鼻に立ち寄る事にしました。
法華院温泉からゴツゴツとした岩場を乗り切った所に、やっと可憐なミヤマキリシマを発見した時には、思わず息を吐きました。
昨日には見れなかった花も、復路、風が収まった扇ケ鼻では、ゆっくり堪能する事が出来、やっぱり来てよかった・・・・・・
2年連続の苦汁と苦渋登山、どうしてこんなにしてまで?自分でもなぜ?これは山の七不思議とでもしておきましょう。
沓掛山から見下ろせば、山は雨雲に覆われています 2007.6.13.
扇ケ鼻のミヤマキリシマ、強い風雨で写真もそこそこ・・・2007.6.13.
法華院までは積まれたケルンを頼ってひたすら雨の行軍! 2007.6.13.
この岩場を降りれば、あったか~い温泉が待ってます。 2007.6.13.
シ-ズン中でも、雨でガラガラの法華院温泉山荘 2007.6.13.
帰路、立ち寄った扇ケ鼻は見事でした。あたり一面独り占め・・・・・2007.6.14.
思い出の苦汁2006
山頂付近はすごい雨風、ミヤマキリシマも雨に煙っています 2006.6.8.撮影
この年は昼から雨の予報が出ていたにも関わらず、平治岳登山を決行しました。
長者原には早朝到着、雨ケ池越えで坊がつるに着いた頃にはまだ降り出していませんでした。大丈夫このまま行けるとの思いで、そのまま平治岳へと向かいました。
案の定、途中まで登った所で、ポツポツ降り始めました。もうここまで来たのだから、せめてミヤマキリシマは見て来ようと、さらに歩を進めました。ところが、山頂近くはすごい風が吹き荒れています。雨も一段と強くなり・・・・・
必死の思いで、山頂近くまで行っては見たものの、花はあまりパ~っとしません。
写真一枚撮るのも至難の業・・・・・強い雨風でカメラはグショグショ・・・・・
やっとの思いで下山して、法華院山荘にたどり着き、濡れた衣類を取り替えようと思い、ザックを開けたら中まで水浸し・・・・・
安易に、防水措置を怠ったのです。Hikoさんが何とした事か・・・・・後の祭りです。有り合わせで何とか急場を凌いで・・・・・
しかし、山荘では、いい出会いも有りました。
次の日も雨・・・・・・
今年は(2006)往きも帰りもついていない。昨年の良かった分を帳消しにされたような、さしずめ苦汁登山を強いられました。
しかしながら、思い出としては確かな物として残っており、山荘で出会った山友達とも今でもメ-ルでのコンタクトは続いています。
強い雨と風の中、やっとミヤマキリシマに出会いました。 2006.6.8.
上に上がるにつれさらに強まる風雨・・・・2006.6.8.
帰路、すがもりの鐘も霧に包まれています 2006.6.9.
早めの昼食は、すがもり峠の休憩所で(開口口が大きく採って有って避難所の役目は果たしてない、無謀ともいえる設計は、山を知らないお役所さまとか・・・・・バカバカしい・・・)この日も中は水浸し・・・2006.8.9.
途中で出会ったシルバ-軍団、格好だけは若いもんと見分けがつかない
すがもり峠より下山中 2006.8.9.
思い出の九重2005
2005年、平治岳山頂付近のミヤマキリシマ
ついてる時はすべてにおいてついています。 昨年(2004)のミヤマキリシマ不作の翌年、2005年は台風予報が見事にはずれ、登山者も少なめで、法華院山荘宿泊でしたが、この日はシ-ズンで有りながら貸切状態でした。
花は10年振りと言うくらいの、近年ではまれの花つきのよさで、扇ケ鼻の花も素晴らしく、平治岳山頂付近ではスゴイ咲きっぷりでした。
この年のル-トは、牧の戸より、扇ケ鼻のミヤマキリシマを堪能して、久住山を横目に見て、中岳(九州本土最高峰)を極め、そのまま法華院へ、ここで宿泊です。
次の日も好天に恵まれ、早朝より平治岳へ登り、すごい咲きっぷりのミヤマキリシマを、ため息の出る思いで楽しんで、法華院へ戻って弁当を食べました。
帰りは同じ様なル-トですが、ここは北千里ケ浜経由で久住分かれまで、そして来た道に合流・・・・・
ふたたびあのお花の山扇ケ鼻の花を見て・・・・・・・
2005年はまさに当たり年でした。
2005年平治岳のミヤマキリシマ
2005年 全山ピンクに染まった九重の山
帰路、西千里が浜より扇ケ鼻へ・・・・・
扇ケ鼻のミヤマキリシマ 2005.6.撮影
思い出の九重2004
九重でもミヤマキリシマが一番多いと言われている平治岳ですらパラパラ・・・2004.6.撮影
九重のミヤマキリシマの咲く条件は、その年の天候と虫の発生によって左右されます。
2004年、この年は一番の群落を有する平治岳(ひじだけ)ですらパラパラしか咲いてません。
どうやら、蕾が出来る頃に急激な寒気の襲来で蕾自体に大きなダメ-ジを受けた様です。
ついてない年は、ついてないものです。次の日は悪天候ときました。4年前ですのでHikoさんもまだ元気バリバリだったと見え、この悪天候の中、久住登山を決行しているではありませんか。
写真を見ていても、なんで?こんな時に登ったんだろうと、我ながら不思議です。とうぜん視界は悪いに決まってます。
その訳は・・・そこに久住山が有ったから登ったのかも知れませんね~ ![]()
久住山頂は小雨、あたり一面のガスで視界悪し・・・・・ 2004.6.撮影
思い出の九重
花の山で岩に腰かけ三俣山を見ながら・・・・・2003.6.撮影
ミヤマキリシマの 時季になると、毎年九重に訪れてその写真集を作っていますが、今年もようやく作り終えて、ホッとしているところです。
この際、改めて過去数年分の九重行きの写真を見てみましたが、その年その年で色んなドラマがあります。
上の写真は一度このブログにも掲載した事が有ると思いますが、2003.6.撮影の物です。
こうして改めて見返してみると、そのときその時の状況がよみがえってきます。穏やかな登山日和、岩に腰を下ろした登山者は、この時なにをしていたか? 実はザックからバナナを取り出して食べ始めたところでした。
それがこうして写真にしてみると、三俣山を眺め、もの思いにふけってるようにも見えるから面白い・・・・・
次の日は天気は一転、小雨降る風の強い日になり、すがもり峠へ向かう途中の岩場では、ル-ト標示の黄色い印を見失わないよう、首をすくめながら歩いたのを思い出します。
こうして見ると、鼻歌交じりの平凡な登山よりは、少しばかり苦汁を舐めた時のほうが、思い出深いようにも感じます。
そうしてみると、今年の九重は? 苦汁は舐めずに済みましたが、しかし思いではそれなりに・・・・・
山の天気は変わりやすい 楽有れば苦あり さしずめ苦汁登山でした。2003.6.
山里の温泉場
山里の温泉場の佇まい
浴槽は二層に別れ、それぞれ温度が異なり、交互に入るといいそうです・・・
おっきな看板が目印です。
何度か立ち寄ったことの有る温泉場ですが、泉質が以前の物と変わっているようです。
ここの主(あるじ)に聞いてみると、やっぱり!・・・・・
前は、熱めの鉄分を含む単純泉のようでしたが、今回入った時に感じたのは、湯はわりあいぬるめで、皮膚に纏わりつく様に細かい泡が付着します。
これがCO2 つまり炭酸ガスです。この成分を含む事により、ジワッ~と身体の芯まで暖まり、湯ざめしにくいと言う事です。
泉源が変わった訳は主人ご本人も首をかしげ、何故だか判らないそうです。
揚水パイプが詰まってお湯の出が悪くなったので、掃除をして、そのパイプを入れたところ泉質が変わっていたと、なんとも不思議な話です。
主曰くは、掃除するのに長い日にちを要したので、その間に地震か何かで水脈が変わったかもしれない?・・・・・と・・・・
ここは九重、筌ノ口温泉の近くの小規模な温泉場ですが、素泊まりも出来るように、自炊場も完備されなかなかいい感じです。
九重の山のぼりの時など、ここをベ-スに、あちこち回るのもいいかも知れませんね~
素泊まり客が自炊できるように、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジなど完備しています。
豪商の庭園・萩
枯れ流れも庭のアクセントとしては十分な広さがとってあり、その長さも・・・・・
この程、萩を旅したときに、運良く、たまたま一般の見学者に開放してあった、幕末の豪商菊屋家を見学する事が出来ました。
その規模たるや、内外ともに目を見張る物が有り、特に庭に興味を持つHikoさんにとっては、またと無いいい機会に恵まれました。
これぞ金には糸目をつけないと言う言葉がピッタリ!
広さも十分、使用材料も一級品、細部までに行きと届いた作庭技術と、どれをとっても非の打ち所のない仕上がりです。
そして、後の管理も・・・・・
今回は、団体行動という事も有って、時間に制約もあり、十分と言うようには行かなかったまでも、これだけの庭を見せてもらったからには不足は言えません。
そこで、萩の思い出と共にここで、一部紹介したいと思います。
この辺りでよく見かける井戸をポイントとした中庭。構造物が庭木を引き立たせています。
縁先手水鉢が印象的な坪庭 無駄の無いつくりです。
広々とした庭園の隅のほうに、普段は見かけない特殊な形の灯篭 オリジナルでしょうか? ごく控えめに据えられています。
赤花のイチゴその後・・・
赤花のイチゴ苗にも赤い実が生り始めました。
先日、赤い花のイチゴのことをUPした事が有りますが、その赤花のイチゴはどうなったか?この程、畑を覗いて見たところ、生ってる、なってる、沢山赤く熟れたイチゴが生っているではありませんか。
早速、もぎとって味見をしてみたところ・・・・・
普通の白い花のものと殆んど変わりませんが、幾分酸味が強いように感じました。
もしかしたら、肥料のせいかもしれません。
我が家のお百姓さんは忙しさに取り紛れて、肥料を余りやってってないそうです。
でも、練乳をかけて頂くとおいしいらしい・・・・・・
やっぱりイチゴ味です。
まっかに熟れた赤花のイチゴ・・・おいしそうですね~ でも、ちょっとスッパイ!
梅酒アラカルト
先日、梅もぎしても、まだ残っていた梅が昨夜来の雨風でバラバラ落ちてきました。捨ててしまうのも惜しい様な気がして、拾って梅酒にする事にしました。
Hikoさんは梅酒と言う物は、梅がまだ若いうちに漬け込むとばかり思っていましたが、さに有らず、青くて若いうちに漬けた梅酒は、酸味が利いてパンチもあり、それなりの味わいは有るが、熟した梅は酸味は少なく、まろやかに仕上がるそうです。
今回拾って、甘さ控えめで漬け込んだ梅酒は、酸っぱいのが苦手のHikoさん用に丁度いい塩梅に仕上がりそうです。
漬け込んで大体2~3ケ月位で飲めると言う事ですが、さらに日にちが経てば、こくが出てまろやかになるそうです。
甘いの苦手なHikoさんに昨年ものの、甘さ控え目、酸味控えめの梅酒の差し入れがあり、改めて梅酒の奥の深さを知った思いです。
何にしても極める事は難しい・・・・・・
梅酒? 氷を入れて少々の水で割る。 悪くないですね~ ![]()
九重高原の可憐な植物たち
自己主張しているかのように咲き誇っているミヤマキリシマ
九重と言えば真っ先に浮かぶのがミヤマキリシマ。このミヤマキリシマの咲く時季に競い合って自己表現している高山植物が九重には生息しています。
イワカガミ、マイズルソウ、ハルリンドウ、ド-ダンツツジなどなどです。
本日は、花屋には似ても似つかわしくないHikoさんが、案内役です。
ここで、花屋の○○さんと□□さんには失礼して・・・・・
まずイワカカミさんの登場です。扇ケ鼻付近でも見かけましたが、これは久住から下りて来たところで出会いました。ふもとではお目にかかれない凛とした小振りの花です。
次なる登場はマイズルソウ・・・・・
扇ケ鼻付近に居ました。クマザサのそばで遠慮がちにさいて居ました。
このマイズルシウと同居している様に咲いているのが、ハルリンドウ・・・・・
ド-ダンツツジは立派な大株主ですが、花はやや控えめで地味です。
やっぱりなんと言っても、ここ九重での主役はミヤマキリシマでしょう。
この様にあるきながらいろんな高山の花と出会い、花屋ならずとも自然に花と親しめます。
立ち姿も凛としたイワカガミ
白い小さなコンペイトウのような可憐なマイズルソウの花
マイズルソウと同居しているハルリンドウ
大株のド-ダンツツジ(サラサド-ダン)は地味に
主役のミヤマキリシマも扇ケ鼻では、今年はやや控えめでした
山にも造園技法
登山道は、庭つくりに用いられる飛び石の据付技法がそのまま・・・・・
九重の登山道には造園の技術が取り入れられています。豪雨で土砂が押し流されたと思われる登山道の改修工事に、造園の飛び石を据え付ける技術が用いられているのを、Hikoさんは見逃しませんでした。
石の高さといい、人の歩幅を考慮しての据え方といい、まったく庭作りの飛び石をうつやりかたそのものです。
昨年は無かったように思いますが、近年の温暖化に伴う集中豪雨のために従来の登山歩道が流されたものと考えられます。
それにしても、石運びから据付まで、足元の悪い中、大変なご苦労だったと想像できます。それに、この辺りには立派な造園技術を持った職人さんも居られるようです。
階段の石組みにしてもしかり・・・・・
傾斜の急な階段の設置作業は危険を伴い困難な作業です。それもかなりの距離のことで、容易なことではなかったと思われます。
登山客の大半は当たり前の様な顔をして、その組まれた石の上を歩いていますが、そこには、陰で支えてくれる人たちの苦労があった事に感謝しなければばちが当たります。
Hikoさんとしましては、感謝の心と共に、その仕上がり具合に賛辞をも送りたい気持ちで、歩かせて頂きました。
急峻で長い坂も造園技法の石組みが・・・・・ 縁の下の力に感謝!
坊がつる賛歌
温泉宿にかかっていた暖簾には坊がつる賛歌が・・・・・
九重に行く度につい口ずさみたくなる歌、坊がつる賛歌。坊がつると言うのは九重連山のほぼ中央にある盆地のような湿原の事を指します。
湿原とは言ってもじめじめした場所ではなく、夏はキャンプも出来る広大な広場のようなところで、湿原植物の宝庫でもあります。
その坊がつるを詠ったのが坊がつる賛歌で、この程宿泊した温泉宿で、この歌詞を写した暖簾を発見しました。歌詞は九番まであります。
普段唄われているのはせいぜい四番くらいまでで、Hikoさんも少しは唄う事が出来ます。
この暖簾、よくよく見ると、端のほうにサインがあり、すがもり小屋一、五四○米と書かれています。どうやら、かって、すがもり小屋のお土産として売られていた物の様です。
それもそのはず、この温泉場はすがもり小屋の血統を引いた宿のようです。
すがもり小屋といえば長者原から、法華院温泉に抜ける途中の峠に、九重土産や飲み物を売っていた小屋があり、その後、宿泊も出来る様になったらしい・・・・・
ここ、すがもり峠は風が強く、数年前に訪れた時には、ややもすると吹き飛ばされそうになった事も有ります。坊がつるに行くには、すがもり越えか雨ヶ池越えのどちらかを選ぶことになり、雨風の時はそれは大変です。
Hikoさんは先代の小屋しか記憶に無く、脇にはすがもりの鐘と称する鐘が設置してあって、そこを通る度に紐を引いて鳴らした記憶が有ります。
現在、その場所は休憩所?となっていて、大船側に大きな窓のような開口口があり、吹っきさらしで、避難小屋としての役目は成されていない様です。
今でも、この鐘はその場所に設置して有りますが、やはりここを通るたびに鳴らして行きます。坊がつる賛歌を口ずさみながら・・・・・・
ややもすると飛ばされそうになる位の強風 すがもり峠 2003.6.撮影
現在の「すがもりの鐘」 2006.6.撮影

道標には、すがもり小屋の文字も・・・・・ 2007.6.撮影
以下 ネット引用
【作詞】神尾 明正
【補作】松本 マサ夫
【作曲】竹山 仙史
1.人みな花に 酔うときも
残雪恋し 山に入り
涙を流す 山男
雪解(ゆきげ)の水に 春を知る
2.みやまきりしま 咲き誇り
山紅に 大船の
峰を仰ぎて 山男
花の情けを 知る者ぞ
3.四面山なる 坊がつる
夏はキャンプの 火を囲み
夜空を仰ぐ 山男
無我を悟るは この時ぞ
4.出湯の窓に 夜霧来て
せせらぎに寝る 山宿に
一夜を憩う 山男
星を仰ぎて 明日を待つ
5.石楠花谷(しゃくなげたに)の 三俣(みまた)山
花を散らしつ 篠(しの)分けて
湯沢に下る 山男
メランコリーを 知るや君
6.深山(みやま)紅葉に 初時雨
暮雨滝(くらぞめたき)の 水音を
佇み聞くは 山男
もののあわれを 知る頃ぞ
7.町の乙女等 思いつつ
尾根の処女雪 蹴立てつつ
久住(くじゅう)に立つや 山男
浩然(こうぜん)の気は 言いがたし
8.白銀の峰 思いつつ
今宵湯宿に 身を寄せつ
斗志に燃ゆる 山男
夢に九重(くじゅう)の 雪を蹴る
9.三俣の尾根に 霧飛びて
平治(へいじ)に厚き 雲は来ぬ
峰を仰ぎて 山男
今草原の 草に伏す
広島高等師範の山岳部部歌が元歌。1952年に九州大学の学生だった作者達が大分県の九重町の九重連山に囲まれた坊がつるの山小屋で作った替え歌が山の仲間に広まったものです。
楽譜もネットより頂いています。
http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/midi/Utagoe.PDF
旅の余韻
食堂で歓談の後、帰り支度しても・・・・・(オ-ナ-のご子息と昨日の女の子)
九重登山の余韻を残しながら、山里での一泊、次の朝、自炊食堂で遠方から見えたらしい母娘さん客との突然の出会いがありました。
お先に、宿提供の朝食をされている時に、Hikoさん夫婦が向い合わせの席に着き、ドラマの始まりです。
当然こちらは自炊組みですので、持参の食材を広げて朝食の準備から・・・・・
じつは、家内は夕べのうちにお風呂での、女同士の交流があったらしく、下ごしらえはちゃんと出来ていたようですが・・・・・
どうやら、たまの里帰りの娘さんの親孝行で、在住の関東より、ネット検索によりわざわざこの温泉場へ来られたようです。
食事をしながらの会話は弾み、あっと言う間に小一時間は経ってしまい、つかの間の親交もタイムアップ!もうお別れです。
帰る支度もそこそこ、外で、オ-ナ-親子との記念写真も撮って・・・・・
お別れの時が来ました。「車内からのバ~イバ~イ」の大きな声と共に車は一足先に走り去って行きました。
突然の出会い、親交、そして別れ、また偶然逢えそうな予感を残して・・・・・・・・・・・
「バ~イバ~~イ」・・・印象的です。
あっと言う間の短いドラマでしたが、楽しいひと時の余韻を今も引いています。
「バ~イバ~イ」の大声と共に車は走り去りました・・・・・
山里の子
九重登山の途中、山里の、とある温泉場に立ち寄り、素泊まりして次の日の朝のことです。
清清しい空気を腹いっぱい吸い込んで、ふと気が付いたらチッチャな女の子が一人ポツンと立っています。「おはよ~」と声をかけると「オハヨ~」とやや小さな声が返ってきました。
顔も身体も固まっています。今度は、「何才?」と尋ねると、親指だけを折り曲げて手をかざして見せました。4歳です。
「お名前は」・・・・・などの会話のうち、少しずつ表情が和らぎ始めました。
ミヤマキリシマの登山シ-ズンを迎え、この温泉場も登山客の入湯で忙しいようです。この小さな女の子はどうやら、嫁いだ娘さんが手伝いに来ていて、一緒に付いて来ていたようです。
同じくらいの年頃のお友達もまだ居ないようで、Hikoさんとしばし会話の後は、小走りで飼ってあるワン公の所に駆け寄ってなにやら話しかけているみたいです。
のんびりした山里でのひと時、幼い女の子の愛らしさが印象的です。
残務整理
高校のクラス会が終了し、ホッとしたのもつかの間、Hikoさんには大事な残務整理が残っていたのです。
写真担当の残務と言えば、写真整理と参加者への送付です。インタ-ネットに繋いでいる人には、メ-ルで送信できますので、これは早々に済ませる事が出来ましたが、残るは、ネットとは無縁の人たちです。
写真用の光沢紙を買ってきて、自宅でのホ-ムプリントを試みましたが、ホ-ムプリントでは長年置くと色あせの懸念が有ります。やはりここは写真屋さん任せの方がいいとの判断で、写真屋へ持ち込む事にしました。
この程その写真も出来上がり、クラス会の余韻と共にやっと送付に漕ぎつけました。
改めて見る写真はみんなリラックスして、いい顔しています。
うめもぎ
我が家のお百姓は高い所にも昇ります
文明の利器を使って一網打尽?
我が家のお百姓は何でもやります。本日は梅雨の合い間をぬってうめもぎ作業の主役です。幸いHikoさんの文明の利器、作業用のクレ-ンがあるので、これにゴンドラを取り付け、その中に入ってラクラク作業?で、有りったけの梅を一網打尽です。
ラクと言っても、ゴンドラの中は自由のきかない狭い場所、おまけに高所ときてますから、おっかなびっくり、木の枝かき分けての大変な作業です。
このまま熟れた梅を放っておくと自然に落ちてしまい、見るに見かねての収穫作業です。
一網打尽とまではいかないまでも、まずまずの成果です。
あとは、一晩、水に浸け置きして、それを塩漬けし、頃合いを見計らって赤紫蘇を入れ、土用になる頃梅の実だけを三日三晩干し上げて、また元の紫蘇の中に戻すという、根気のいる作業が待ってます。
これで、我が家の一年分の梅干が出来ると言う訳です。
梅干はすっぱくて、普段、Hikoさんはあまり好んで食べませんが、お弁当の梅干、山登りなどの時の、梅干入り海苔巻きおにぎりには欠かせない食材です。
一晩水に浸けて塩漬けに、梅を入れ塩をふりかけまた梅を入れて塩を・・・交互に
続・九重の山景色
扇ケ鼻から見た天狗ケ城(左) 中岳(中) 久住山(右)
扇ケ鼻に着いた頃には澄み切った空気の下、その山頂からの展望は素晴らしく、九重の連なる山々のパノラマを満喫して、時間の余裕と残る体力を考慮しても、この好条件下、引き返す手はないとの判断! ここは久住山アタックと意を決した瞬間です。幸い予備の水、食料も持って来ている事だし・・・・・
やっぱり・・・・・山の天気は娘心、変わりやすい。久住に向け歩き始めた頃から、空もやや透明感が薄れ、うっすらと、もやが掛かり始めましたが、大勢には影響なし。
大勢の登山客と共に久住山を目指しました。明日から天候が下り坂との情報からか、この日は一気に押し寄せた感さえあり、すごい人出です。おまけに海を隔てたお隣の国からのお客さんも大勢で、交わす言葉は、Hikoさんが「コンチハ~」と言えば「アニヨンハセヨ~」?と返ってきます。九重も国際的になったものだと思いながら・・・・・
Hikoさんは、ここ久住山には何度となく登っていますが、この時期、大体天気が悪く、ガスが掛かって展望がきかない時が多いのですが、この日はまれな好天に恵まれ、眼下の山々もしっかりと見ることが出来ました。
山頂からの展望は、先ほど見た扇ケ鼻からのパノラマとまではいかないまでも、まずまずの眺めで、ここは良しとすべきでしょう。
ここでチョットしたハプニング? 記念にと写真を撮ろうとすると、「久住山」の表示柱の前にはすごい人だかり・・・・・あたかも運動会での棒倒しの光景です。これには驚き、数分待ってやっとの思いで一枚撮る事が出来たと言う、なんとも、今まで経験した事がない出来事です。
やや霞んだ中に、うっすらと大船山が確認でき、すぐ傍にはミヤマキリシマ群落の平治岳をイメ-ジして、今回は断念した平治登山に思いを馳せながら・・・情報では平治岳の花付きは良かったらしい・・・残念![]()
気を取り直して、今来た道をひたすら歩く、西千里が浜では、刈り込まれたような草原で寝転がって腰を伸ばし、またひたすら来た道をテクテク歩け歩け・・・・・
今回は天気も良く、お散歩登山にチョット辛子をきかせたような、九重を満喫できた楽しい山歩きでした。
皆で登ればきつくない 大勢の後から久住へ向けあるけあるけ・・・・・
眼下の硫黄山・・・・
中岳(左) うっすらと大船山(中) 白口岳(右) 人はまるで蟻の行列・・・
九重の山景色
二つのピ-クを持つ由布岳の眺望
九重牧の戸峠に広い駐車場があり、その直ぐ脇に久住山への登山口が有ります。今回の登山の目的は久住に登る途中に有る、扇ケ鼻のミヤマキリシマを鑑賞する事に有ります。
扇ケ鼻までの工程は、登山初心者でもラクラク行けると言う、言わば九重のお散歩コ-スみたいなものです。
お散歩コ-スとは言うものの、やはりここは九州本土での最高峰をも有する大きな山の事、かなりの起伏は覚悟をしなければ痛い目に遭います。ちゃんとした登山装備でのお散歩です。
舗装された最初の急斜面を上ると展望台に出ますが、さらに進むと上の写真のような風景が待ちかまえています。二つのピ-クは由布岳です。この様な見え方は親孝行者しか見ることの出来ない、まれな好条件での遠望です。
Hikoさんもここ数年毎年訪れていますが、この様な条件に恵まれたのは初めての事です。
この時季、梅雨の影響も有って、大体曇りか雨の日が多いのです。この日は薄曇、風は無く、気温やや低め、絶好の登山日和であります。
扇ケ鼻間近になるころ、由布岳とは反対側に阿蘇連山の勇姿が見えてきます。この連なりは、あたかもお釈迦様の寝姿に見えることから、阿蘇の涅槃像としても有名です。
まもなく扇ケ鼻です。間近に見える涌蓋山(1499.5m)を背景にド-ダンツツジや鮮やかなミヤマキリシマがHikoさんを待っています。
今年は昨年に比べると花付きは今一でしたが、それをも上回る山々の景色は素晴らしく、感嘆、ため息の連続・・・・・
花は少な目ですが、昨年の苦汁登山に比べるとまさに雲泥の違いです。
雄大な阿蘇連山はあたかも涅槃像のごとし・・・
涌蓋山を背景にド-ダンツツジも開花時季を迎えました。
九重ミヤマキリシマ登山2008
澄み切った空気の中、一段と色鮮やかなミヤマキリシマ 背景の山々もクッキリ・・・
恒例の九重ミヤマキリシマ登山のシ-ズンを迎え、Hikoさんは居ても立ってもおられず、天気とにらめっこで仕事をこなし、今年もやって来ました。
昨年の足のアクシデントの事も考慮に入れて、無理のないコ-スを採ったつもりでしたが、山に来てしまえば、やっぱり欲が出てしまいます。
予定では、前日に仕事を終えた足で、九重、牧の戸まで駒を進め、その場所で夕食を済ませ、仮眠、翌朝より行動を起こすと言う段取りだったのが・・・・・・
何処をどう取り違えたか?途中、日も暮れかかった頃、仕事の疲れを癒すべく、入浴だけのつもりで立ち寄った温泉宿に素泊し、早朝6時前に、牧の戸駐車場に着いた頃は、もう留める場所はほとんど満杯・・・・・
やっとの思いで駐車出来て、7時頃より登山開始・・・・・










































































